「お兄ちゃん!」
メールサイトで知り合った美音さんは僕のことをそう呼ぶ。彼女は奈良市に住む42歳の専業主婦で高校3年生の男の子を頭に3人の子供の母親。
「アタシ一人っ子だったからお兄ちゃんってすっごく憧れるの。あたしのお兄ちゃんになって癒してほしい・・・」
こうしてメールを始めた時から僕は彼女のお兄ちゃんになってしまった。
平日の午前10時梅田ナビオ阪急前で待ち合わせることになった。
「今何処ですか?」と問う美音さんからのメール答えるために電話をかける。
「ナビオの前に来ていますが・・・あっ、わかりました。紫色のポロシャツを着ていませんか?」
「あっはい・・どうも・・」顔を合わせてお互い会釈を交わす。
「はじめまして、つとむです」初対面の挨拶をすると
「あっどうも・・美音です。なんか・・はずかしいです」と美音さん。
「お互い初対面は緊張しますね」とフォローしてあげると
「あはっ、そうですね」にこっと微笑む美音さんは目元の爽やかなチャーミングな女性だ。黒フチのメガネが似合っていて知的な雰囲気を醸し出している。
「喫茶店に入ってお茶でも飲みますか?」と僕
「あっ、はい、いいですね」再びにっこり微笑む美音さん。
「この先にケーキの美味しいお店があるんですよ」
「アタシ、甘いものには目がないんです」
「同じ様なメガネかけていらっしゃいますね。よく似合っていますよ」
「すごく乱視がきついの。お兄ちゃんのメガネは?」
「僕のは近視と乱視両方入ってる」
「お兄ちゃんもメガネ似合ってるよ」
「ありがとう。ほめてもらったのは初めてだよ。ところでお子さん受験やね?お母さんとしても大変やね」
「ううん、がんばるのは本人やし」
ありきたりの会話が続く
「お兄ちゃんはこんなオバサンに妹にしてって言われてがっかりやないん?」
「ううん、とんでもない!美音さんはカワイイよ!」
「まあ・・口が上手いね!うふっ」
事実美音さんは小柄で細身、色白で目元のすてきなカワイイ女性だ。
「まだ時間いいの?」時計を覗き込んで尋ねると
「うん、3時頃に末っ子が帰ってくるから2時ごろまでに家に戻れたらいいよ」
お互いの生い立ちのことや僕の仕事のことなどで話が弾んで喫茶店を出た時にはお昼を過ぎていた。
「今日はわざわざ会ってくださってありがとうございました。」と僕
「こちらこそ楽しかったです。ケーキとコーヒーご馳走になりました」
「また近いうちにお逢いできたら嬉しいです」
「はい、またぜひ」
駅の改札口で手を振り合いながらその日の出会いの余韻を味わっていた。
「アタシお兄ちゃんの胸の中で甘えてみたい・・」
「いいよ、今は空いてるから。アハハ」
「ねえ・・兄妹って、どこまで仲良くなれるの?本当の妹さんとキスとかしたことある?」
「キス・・はしたことないけど・・」
「けど・・なにしたことがあるの?」
「えっ・・言わない」
「まあ!妬けるぅ~」
その後もメールや携帯でのやり取りは兄妹ごっこのような2人だった。
「旦那さんにヒミツでこっそり奥さんをお借りするなんてスリルあるよ」
「アタシも実は・・ヒミツを持っているってドキドキもので、そのドキドキを楽しんでいる自分がいて・・アタシって悪い女かな・・ウフッ」
二人が深い関係になるまでには時間はかからなかった。
次に逢った時には2人はラブホテルの一室で見詰め合っていた。
「アタシ結婚してから旦那以外の男性に体を許すのは初めて・・なんかここに入る前はすっごく抵抗あった」
「どう?入ってみて」
「ウフッ・・さあ・・どうかな・・」
お互い服を着たままベッドの上で自然に抱き合い、唇を重ね、長い時間舌を絡ませ合った。
彼女のGパンのボタンに手をかけようとすると
「あっちょっと待って・・う~ん・・決心がいるな・・」
再び抱擁に移り、今度は自然に僕の指がGパンをスルスルと脱がせ、ブラウス・ブラジャー、さらには最後の一枚パンティーに・・
「なんか・・抵抗ある・・」と彼女
しかし全裸にされた人妻はおとなしく僕に身を委ねていた。
「カワイイ・・きれいな肌だよ」と僕
「えっ・・ほんと?」
「うん、とっても」
「はずかしい・・」
事実彼女の肌は雪のように白く艶やかだった。
僕も着ているものを全て脱ぎ、生まれたままの姿になって彼女に重なった。
抱きしめ合う2人...
再び唇を重ね、僕の舌は彼女の耳朶から首筋、肩から胸へ・・ふっくらした乳房の周りを這い、乳首を噛むようにして吸う。
「あっ・・アァ~ン・・」色っぽい女の吐息が・・
さらに下がって彼女のしなやかな両脚へ・・
「きれいな脚だ・・」思わずため息が漏れる。
「イヤ・・あまり見ないで、恥ずかしい・・」と彼女。
その太もものまぶしい肌の上を僕の舌が這う。
「ア・・ア・・アァ~ン・・」すっかり恍惚状態の彼女の口から再び興奮した声が・・
そのきれいな脚を開かせようとすると
「だめ!はずかしい・・」
しかし僕の顔はその両脚の付け根に被さり、両手の指先は器用に女性の陰部のひだを分け入り、そしてその内部を解き明かしてゆく。
右手の薬指はアヌス、中指は膣の中へ挿入し、そして左手の人差し指でクリトリスをこね回すと
「あっ・・ダメ!いや! アッ、アァ~ン」甲高い彼女の声が響き渡る。
さらに僕の舌がそのびっしょりと蜜の溢れる女性の秘密の園を這い、その蜜を吸い取りながら口に満たしていった。そしてゆっくりと味わうように飲み込んで
「美味しかったよ、美音の愛液」
「いや~ん・・はずかしいから、そんなこと言わないで!」
再び正状位で彼女に向き合い
「美音・・犯すよ」
「うん、やさしくしてね。お兄ちゃん・・」
脚を開かせてその股間に僕の膨張したペニスを合わせ・・
「中で出さないでね!」と彼女
「うん、じゃあコンドームをつけるよ」
ホテルに備え付けのスキンを手に取り中を開けようとすると
「待って!やっぱり・・今度にしよ!なんか・・最後までいっちゃうと・・お兄ちゃんとの関係が早く終わっちゃうような気がして・・アタシ・・」
「うん、わかった、いいよ 段々とステップを踏んでなが~いお付き合いしよ!」
「ほんと? うれしい・・」
仰向けになった僕の胸に美音さんが顔を埋め
「こうしているのが一番いいわ、アタシ・・・安心する・・」と彼女
その顔をさらに胸に抱きしめ
「僕も幸せな気分だよ。なんか久しぶりに興奮する・・」と応じる僕
「アタシもこうしているとドキドキしちゃって・・悪い女かしら・・」
「この時間が現実に続いていると思うとネガティブな気分にさせられちゃうかもしれないけれど、今は空白の時間だと思えばどう?」
「空白の時間?」
「うん、そう。現実から乖離しちゃった現実に繋がらない時間を楽しんでいるんだよ。そして何時間か後にはまた過去の現実と繋がっていくんだと、そう思えば?」
「そっか・・そうしちゃおうか!うふっ・・」と可愛く笑ってみせる彼女
「ねえ、お兄ちゃんを気持ちよくさせて」とせがんでみると
「うん、どうしたらいいの?」と彼女
「お兄ちゃんのモノ触って・・」
すると彼女が僕のペニスの付け根からタマタマをそのしなやかな指先でやさしく撫でてゆき
「こう?気持ちいい?お兄ちゃん」
「うん・・すごく気持ちいいよ・・アァ・・感じる・・」
「うれしい!もっといろいろ言ってね。アタシ何でもしてあげる」
「舐めて・・」と小さな声でささやくと
「えっ? あっああ、アレ?・・アタシあまり上手じゃないけど・・」
美音さんの顔が僕の胸からお腹を経て下腹部に下がり、髪をかき上げ(そのしぐさが色っぽい)ペニスの根元を指先で支えながら口に含み始めた。
「ア・・アァ・・気持ちいい・・」思わずうめき声を発してしまう僕はさらに
「アヌスに指を入れて」
「え?! どの指を入れたらいい? どのくらい入れたらいいのかしら・・」
「中指を・・根元まで・・入れて・・」
「えっ・・痛くないかしら・・こう? どう?いい?」
彼女の細くてきれいな指が僕の中に入ってくる・・・
そして彼女の口の動きはさらに速くなり、時折彼女の舌が亀頭に触れると電気が走るように下肢に痺れを感じ、その白い肌と色っぽいうなじを間近に見て僕の興奮は絶頂に・・
「も・・もうイキそう・・アッ・・アァ~~」僕はうめき声とともに下半身をねじるようにして快感の頂点に登りつめていく。
そして人妻の口の中で僕のペニスが脈打ち、射精した。
僕が女性にアヌスへ指を入れてもらう理由はこの時のペニスの脈打ちとアヌスの中の女性の指を締め付ける運動が連動していて、さらに快感が増すからだ。
男の白い粘液を口元に垂らしたまま僕の胸に再び顔を埋め、彼女は僕の放出した精液をごくりと飲み込んだ。
「うれしい・・お兄ちゃんのもの飲めて・・でもアタシの胃液ですぐ死んじゃうのよね、精子」
「ハハ・・たぶん即死やろね」
「そっか・・かわいそうに・・」
「美音・・好きだよ」
こんなに1人の女性を好きになったのは久しぶりだった
さらに彼女を強く抱きしめた。逢っていられるわずかな時間を惜しむように。
「ねえ、お兄ちゃん。質問があるんだけど、男一般について」神妙な顔つきで美音さんが尋ねる
「うん、なに? なんでも訊いて!男についてなら、男だから」ってわけの分からない返答をしてしまったけれど
「えっとね...男の人の1人エッチってね、どのくらいの回数で、えっと...どうやってやるの?たとえばエッチな写真見ながらとか・・・」
「ああ・・う~ん・・でもまたどうしてそんなこと訊くん?」と戸惑う僕
「うん・・うちの高3の息子がね、年頃でしょ?ちゃんと処理してんのかなって思って・・でないとどっかの女の子とおかしなことしでかさないかって心配で・・」とほんとうに心配の表情を浮かべる彼女
「そりゃオナニーしてるよ、きまってんじゃん! してなきゃおかしいよ。脳みそ沸騰しちゃうよお」
「そうかしら・・」と小首をかしげる美音さん
「ゴミ箱はティッシュペーパーで山になってるだろうし、部屋のどこかにエッチなグラビア集なんか隠しているはずやで、きっと。今度部屋に入った時に確かめてみなよ」
「めったに息子の部屋なんて入らないし・・・お兄ちゃんは昔、そうだったの?高校生くらいの時」と身を乗り出すようにして尋ねる彼女
「18・19なんて年頃は一番性欲が旺盛な年代なんやで。そんな時期にどんどんたまったもん出さないと発狂してしまうで! なんやったったら息子さんに聞いてみたら?」
「なにを?!?」
「適当にオナニーして、たまった精液を出しているかって」
「そんなこと訊けるわけないでしょ!」
「それもそうやな、アハハ」
「母親がそこまで心配することじゃないのかもしれないけれどね」と小首をかしげながらぼそっとつぶやく彼女
「なんならお母さんが処理してあげれば?『は~い○○ちゃん、お母さんが気持ち良いことして出してあげるからパンツを下ろしなさい!お母さんの口の中でイッてもいいのよ』とか・・・」
「も~う・・・変態親子よ、そんなの!」
「やっぱり・・そりゃキモイな・・」
今日は天王寺のラブホ街の一画にある「キューピット」の一室で美音さんとたわいもない話に興じていた。
「ねえ、シャワー一緒にどう?」と僕
「えぇ~!? 一緒に入るのぉ?」と彼女
「たまには・・興奮するよ」
「ゲッ・・変態ちゃうん?」
僕はいわゆる「泡踊り」が大好きだ。
体に石鹸液を互いにつけてヌルヌルした体をこすりあう感触・・・特に女性の乳房が胸にすれるときの感触がたまらない。
「アタシ先に入るね」と美音さん
しばらくしてから僕が裸になって浴室に入ってゆく。
「きゃっ!ほんとに一緒に入るの?」と彼女
「こうして石鹸液を体にたっぷりつけて・・・」彼女の肩から胸、お腹から足の先までたっぷり石鹸液をぬっていく僕
「えぇ~そんなにつけるのぉ?」
少しシャワーのお湯を互いにかけて泡立ててから
「おいで」と浴室のマットの上に仰向けになる僕
「えっ・・どうするの? 重なればいいの?」
「そう、僕の上にうつぶせに重なって」
ヌルヌルした石鹸の泡でお互いの肌の摩擦がなくなって、僕の上で彼女が滑っている、その感触が快感・・特に彼女の乳房が僕の胸の上でくすぐったい。
次に腰掛の上にお尻を乗せて座る格好で
「僕にまたがってみて」
「えっ、今度はなに? またがるの? こう?」
お互いの股間が密着するように彼女が僕に向かい合ってまたがってきた。互いの陰部が擦れ合うと僕の男根はその刺激で膨張を始める。
「ねえ少しお尻を浮かせて」と僕
「うん、こう?」と僕の肩に両手を乗せて支えるようにして彼女がお尻を浮かせる
「それから今度はゆっくりと下ろしていって」と僕
僕の男根が彼女の膣の入り口からゆっくりその体の中に食い込んでゆく。石鹸で滑ってゆく僕の男根はするっと一気にその中にすっぽり収まった。
「あ、アァ~~ン・・」浴室に美音さんの甲高い声が響く。
「ハァ・・ハァ・・」ぼくも興奮を増してゆく。互いの肌が擦れ合う感触と僕の上の彼女の腰の動きがとってもいい。いわゆる脚位という女性上位の体位である。本来はもう少し座高の高い、肘掛のない椅子で、少なくともまたがった女性の足が宙に少し浮くくらいのものが望ましい。
「ねえ、立ってみて」と僕
「えっ?立つの?」
「そう、ここの壁にもたれて」今度は僕がまだ経験したことのない体位、立位を試みる。浴室内の「泡立てプレー」でなければ試みるのがなかなか難しい上級者向きの体位で、互いに向き合って立った状態で合体するのである。
僕が少ししゃがんで男根の先端を彼女の膣の入り口にもってゆき、起き上がる動きに合わせて挿入・・
「い、痛い・・・」と彼女が顔をゆがめる
小柄な彼女は僕とは20cmほど身長差がある。その二人がやると
僕が完全に立つ前に男根の先端は彼女の子宮に達してしまい、さらに突き上げる格好になる。これは最高に興奮する体位だが、この体位はお互いよほど呼吸が合った慣れている相手とでないと上手くできないので、初めて体を合わせる二人・・・というカップルにはオススメできない。どうしてもという方には、男性が女性のお尻の辺りを抱きかかえる様にするか、若しくは女性が男性の首に腕を回してぶら下がるような格好で試してみては?
いずれにしてもあまり身長差のあるカップルは試さないほうがよさそうです。そのまま病院へ直行ということになります(笑)
メールサイトで知り合った美音さんは僕のことをそう呼ぶ。彼女は奈良市に住む42歳の専業主婦で高校3年生の男の子を頭に3人の子供の母親。
「アタシ一人っ子だったからお兄ちゃんってすっごく憧れるの。あたしのお兄ちゃんになって癒してほしい・・・」
こうしてメールを始めた時から僕は彼女のお兄ちゃんになってしまった。
平日の午前10時梅田ナビオ阪急前で待ち合わせることになった。
「今何処ですか?」と問う美音さんからのメール答えるために電話をかける。
「ナビオの前に来ていますが・・・あっ、わかりました。紫色のポロシャツを着ていませんか?」
「あっはい・・どうも・・」顔を合わせてお互い会釈を交わす。
「はじめまして、つとむです」初対面の挨拶をすると
「あっどうも・・美音です。なんか・・はずかしいです」と美音さん。
「お互い初対面は緊張しますね」とフォローしてあげると
「あはっ、そうですね」にこっと微笑む美音さんは目元の爽やかなチャーミングな女性だ。黒フチのメガネが似合っていて知的な雰囲気を醸し出している。
「喫茶店に入ってお茶でも飲みますか?」と僕
「あっ、はい、いいですね」再びにっこり微笑む美音さん。
「この先にケーキの美味しいお店があるんですよ」
「アタシ、甘いものには目がないんです」
「同じ様なメガネかけていらっしゃいますね。よく似合っていますよ」
「すごく乱視がきついの。お兄ちゃんのメガネは?」
「僕のは近視と乱視両方入ってる」
「お兄ちゃんもメガネ似合ってるよ」
「ありがとう。ほめてもらったのは初めてだよ。ところでお子さん受験やね?お母さんとしても大変やね」
「ううん、がんばるのは本人やし」
ありきたりの会話が続く
「お兄ちゃんはこんなオバサンに妹にしてって言われてがっかりやないん?」
「ううん、とんでもない!美音さんはカワイイよ!」
「まあ・・口が上手いね!うふっ」
事実美音さんは小柄で細身、色白で目元のすてきなカワイイ女性だ。
「まだ時間いいの?」時計を覗き込んで尋ねると
「うん、3時頃に末っ子が帰ってくるから2時ごろまでに家に戻れたらいいよ」
お互いの生い立ちのことや僕の仕事のことなどで話が弾んで喫茶店を出た時にはお昼を過ぎていた。
「今日はわざわざ会ってくださってありがとうございました。」と僕
「こちらこそ楽しかったです。ケーキとコーヒーご馳走になりました」
「また近いうちにお逢いできたら嬉しいです」
「はい、またぜひ」
駅の改札口で手を振り合いながらその日の出会いの余韻を味わっていた。
「アタシお兄ちゃんの胸の中で甘えてみたい・・」
「いいよ、今は空いてるから。アハハ」
「ねえ・・兄妹って、どこまで仲良くなれるの?本当の妹さんとキスとかしたことある?」
「キス・・はしたことないけど・・」
「けど・・なにしたことがあるの?」
「えっ・・言わない」
「まあ!妬けるぅ~」
その後もメールや携帯でのやり取りは兄妹ごっこのような2人だった。
「旦那さんにヒミツでこっそり奥さんをお借りするなんてスリルあるよ」
「アタシも実は・・ヒミツを持っているってドキドキもので、そのドキドキを楽しんでいる自分がいて・・アタシって悪い女かな・・ウフッ」
二人が深い関係になるまでには時間はかからなかった。
次に逢った時には2人はラブホテルの一室で見詰め合っていた。
「アタシ結婚してから旦那以外の男性に体を許すのは初めて・・なんかここに入る前はすっごく抵抗あった」
「どう?入ってみて」
「ウフッ・・さあ・・どうかな・・」
お互い服を着たままベッドの上で自然に抱き合い、唇を重ね、長い時間舌を絡ませ合った。
彼女のGパンのボタンに手をかけようとすると
「あっちょっと待って・・う~ん・・決心がいるな・・」
再び抱擁に移り、今度は自然に僕の指がGパンをスルスルと脱がせ、ブラウス・ブラジャー、さらには最後の一枚パンティーに・・
「なんか・・抵抗ある・・」と彼女
しかし全裸にされた人妻はおとなしく僕に身を委ねていた。
「カワイイ・・きれいな肌だよ」と僕
「えっ・・ほんと?」
「うん、とっても」
「はずかしい・・」
事実彼女の肌は雪のように白く艶やかだった。
僕も着ているものを全て脱ぎ、生まれたままの姿になって彼女に重なった。
抱きしめ合う2人...
再び唇を重ね、僕の舌は彼女の耳朶から首筋、肩から胸へ・・ふっくらした乳房の周りを這い、乳首を噛むようにして吸う。
「あっ・・アァ~ン・・」色っぽい女の吐息が・・
さらに下がって彼女のしなやかな両脚へ・・
「きれいな脚だ・・」思わずため息が漏れる。
「イヤ・・あまり見ないで、恥ずかしい・・」と彼女。
その太もものまぶしい肌の上を僕の舌が這う。
「ア・・ア・・アァ~ン・・」すっかり恍惚状態の彼女の口から再び興奮した声が・・
そのきれいな脚を開かせようとすると
「だめ!はずかしい・・」
しかし僕の顔はその両脚の付け根に被さり、両手の指先は器用に女性の陰部のひだを分け入り、そしてその内部を解き明かしてゆく。
右手の薬指はアヌス、中指は膣の中へ挿入し、そして左手の人差し指でクリトリスをこね回すと
「あっ・・ダメ!いや! アッ、アァ~ン」甲高い彼女の声が響き渡る。
さらに僕の舌がそのびっしょりと蜜の溢れる女性の秘密の園を這い、その蜜を吸い取りながら口に満たしていった。そしてゆっくりと味わうように飲み込んで
「美味しかったよ、美音の愛液」
「いや~ん・・はずかしいから、そんなこと言わないで!」
再び正状位で彼女に向き合い
「美音・・犯すよ」
「うん、やさしくしてね。お兄ちゃん・・」
脚を開かせてその股間に僕の膨張したペニスを合わせ・・
「中で出さないでね!」と彼女
「うん、じゃあコンドームをつけるよ」
ホテルに備え付けのスキンを手に取り中を開けようとすると
「待って!やっぱり・・今度にしよ!なんか・・最後までいっちゃうと・・お兄ちゃんとの関係が早く終わっちゃうような気がして・・アタシ・・」
「うん、わかった、いいよ 段々とステップを踏んでなが~いお付き合いしよ!」
「ほんと? うれしい・・」
仰向けになった僕の胸に美音さんが顔を埋め
「こうしているのが一番いいわ、アタシ・・・安心する・・」と彼女
その顔をさらに胸に抱きしめ
「僕も幸せな気分だよ。なんか久しぶりに興奮する・・」と応じる僕
「アタシもこうしているとドキドキしちゃって・・悪い女かしら・・」
「この時間が現実に続いていると思うとネガティブな気分にさせられちゃうかもしれないけれど、今は空白の時間だと思えばどう?」
「空白の時間?」
「うん、そう。現実から乖離しちゃった現実に繋がらない時間を楽しんでいるんだよ。そして何時間か後にはまた過去の現実と繋がっていくんだと、そう思えば?」
「そっか・・そうしちゃおうか!うふっ・・」と可愛く笑ってみせる彼女
「ねえ、お兄ちゃんを気持ちよくさせて」とせがんでみると
「うん、どうしたらいいの?」と彼女
「お兄ちゃんのモノ触って・・」
すると彼女が僕のペニスの付け根からタマタマをそのしなやかな指先でやさしく撫でてゆき
「こう?気持ちいい?お兄ちゃん」
「うん・・すごく気持ちいいよ・・アァ・・感じる・・」
「うれしい!もっといろいろ言ってね。アタシ何でもしてあげる」
「舐めて・・」と小さな声でささやくと
「えっ? あっああ、アレ?・・アタシあまり上手じゃないけど・・」
美音さんの顔が僕の胸からお腹を経て下腹部に下がり、髪をかき上げ(そのしぐさが色っぽい)ペニスの根元を指先で支えながら口に含み始めた。
「ア・・アァ・・気持ちいい・・」思わずうめき声を発してしまう僕はさらに
「アヌスに指を入れて」
「え?! どの指を入れたらいい? どのくらい入れたらいいのかしら・・」
「中指を・・根元まで・・入れて・・」
「えっ・・痛くないかしら・・こう? どう?いい?」
彼女の細くてきれいな指が僕の中に入ってくる・・・
そして彼女の口の動きはさらに速くなり、時折彼女の舌が亀頭に触れると電気が走るように下肢に痺れを感じ、その白い肌と色っぽいうなじを間近に見て僕の興奮は絶頂に・・
「も・・もうイキそう・・アッ・・アァ~~」僕はうめき声とともに下半身をねじるようにして快感の頂点に登りつめていく。
そして人妻の口の中で僕のペニスが脈打ち、射精した。
僕が女性にアヌスへ指を入れてもらう理由はこの時のペニスの脈打ちとアヌスの中の女性の指を締め付ける運動が連動していて、さらに快感が増すからだ。
男の白い粘液を口元に垂らしたまま僕の胸に再び顔を埋め、彼女は僕の放出した精液をごくりと飲み込んだ。
「うれしい・・お兄ちゃんのもの飲めて・・でもアタシの胃液ですぐ死んじゃうのよね、精子」
「ハハ・・たぶん即死やろね」
「そっか・・かわいそうに・・」
「美音・・好きだよ」
こんなに1人の女性を好きになったのは久しぶりだった
さらに彼女を強く抱きしめた。逢っていられるわずかな時間を惜しむように。
「ねえ、お兄ちゃん。質問があるんだけど、男一般について」神妙な顔つきで美音さんが尋ねる
「うん、なに? なんでも訊いて!男についてなら、男だから」ってわけの分からない返答をしてしまったけれど
「えっとね...男の人の1人エッチってね、どのくらいの回数で、えっと...どうやってやるの?たとえばエッチな写真見ながらとか・・・」
「ああ・・う~ん・・でもまたどうしてそんなこと訊くん?」と戸惑う僕
「うん・・うちの高3の息子がね、年頃でしょ?ちゃんと処理してんのかなって思って・・でないとどっかの女の子とおかしなことしでかさないかって心配で・・」とほんとうに心配の表情を浮かべる彼女
「そりゃオナニーしてるよ、きまってんじゃん! してなきゃおかしいよ。脳みそ沸騰しちゃうよお」
「そうかしら・・」と小首をかしげる美音さん
「ゴミ箱はティッシュペーパーで山になってるだろうし、部屋のどこかにエッチなグラビア集なんか隠しているはずやで、きっと。今度部屋に入った時に確かめてみなよ」
「めったに息子の部屋なんて入らないし・・・お兄ちゃんは昔、そうだったの?高校生くらいの時」と身を乗り出すようにして尋ねる彼女
「18・19なんて年頃は一番性欲が旺盛な年代なんやで。そんな時期にどんどんたまったもん出さないと発狂してしまうで! なんやったったら息子さんに聞いてみたら?」
「なにを?!?」
「適当にオナニーして、たまった精液を出しているかって」
「そんなこと訊けるわけないでしょ!」
「それもそうやな、アハハ」
「母親がそこまで心配することじゃないのかもしれないけれどね」と小首をかしげながらぼそっとつぶやく彼女
「なんならお母さんが処理してあげれば?『は~い○○ちゃん、お母さんが気持ち良いことして出してあげるからパンツを下ろしなさい!お母さんの口の中でイッてもいいのよ』とか・・・」
「も~う・・・変態親子よ、そんなの!」
「やっぱり・・そりゃキモイな・・」
今日は天王寺のラブホ街の一画にある「キューピット」の一室で美音さんとたわいもない話に興じていた。
「ねえ、シャワー一緒にどう?」と僕
「えぇ~!? 一緒に入るのぉ?」と彼女
「たまには・・興奮するよ」
「ゲッ・・変態ちゃうん?」
僕はいわゆる「泡踊り」が大好きだ。
体に石鹸液を互いにつけてヌルヌルした体をこすりあう感触・・・特に女性の乳房が胸にすれるときの感触がたまらない。
「アタシ先に入るね」と美音さん
しばらくしてから僕が裸になって浴室に入ってゆく。
「きゃっ!ほんとに一緒に入るの?」と彼女
「こうして石鹸液を体にたっぷりつけて・・・」彼女の肩から胸、お腹から足の先までたっぷり石鹸液をぬっていく僕
「えぇ~そんなにつけるのぉ?」
少しシャワーのお湯を互いにかけて泡立ててから
「おいで」と浴室のマットの上に仰向けになる僕
「えっ・・どうするの? 重なればいいの?」
「そう、僕の上にうつぶせに重なって」
ヌルヌルした石鹸の泡でお互いの肌の摩擦がなくなって、僕の上で彼女が滑っている、その感触が快感・・特に彼女の乳房が僕の胸の上でくすぐったい。
次に腰掛の上にお尻を乗せて座る格好で
「僕にまたがってみて」
「えっ、今度はなに? またがるの? こう?」
お互いの股間が密着するように彼女が僕に向かい合ってまたがってきた。互いの陰部が擦れ合うと僕の男根はその刺激で膨張を始める。
「ねえ少しお尻を浮かせて」と僕
「うん、こう?」と僕の肩に両手を乗せて支えるようにして彼女がお尻を浮かせる
「それから今度はゆっくりと下ろしていって」と僕
僕の男根が彼女の膣の入り口からゆっくりその体の中に食い込んでゆく。石鹸で滑ってゆく僕の男根はするっと一気にその中にすっぽり収まった。
「あ、アァ~~ン・・」浴室に美音さんの甲高い声が響く。
「ハァ・・ハァ・・」ぼくも興奮を増してゆく。互いの肌が擦れ合う感触と僕の上の彼女の腰の動きがとってもいい。いわゆる脚位という女性上位の体位である。本来はもう少し座高の高い、肘掛のない椅子で、少なくともまたがった女性の足が宙に少し浮くくらいのものが望ましい。
「ねえ、立ってみて」と僕
「えっ?立つの?」
「そう、ここの壁にもたれて」今度は僕がまだ経験したことのない体位、立位を試みる。浴室内の「泡立てプレー」でなければ試みるのがなかなか難しい上級者向きの体位で、互いに向き合って立った状態で合体するのである。
僕が少ししゃがんで男根の先端を彼女の膣の入り口にもってゆき、起き上がる動きに合わせて挿入・・
「い、痛い・・・」と彼女が顔をゆがめる
小柄な彼女は僕とは20cmほど身長差がある。その二人がやると
僕が完全に立つ前に男根の先端は彼女の子宮に達してしまい、さらに突き上げる格好になる。これは最高に興奮する体位だが、この体位はお互いよほど呼吸が合った慣れている相手とでないと上手くできないので、初めて体を合わせる二人・・・というカップルにはオススメできない。どうしてもという方には、男性が女性のお尻の辺りを抱きかかえる様にするか、若しくは女性が男性の首に腕を回してぶら下がるような格好で試してみては?
いずれにしてもあまり身長差のあるカップルは試さないほうがよさそうです。そのまま病院へ直行ということになります(笑)
「たぶんあなたのほうが先にイクと思うわ。ふふ」
雪子さんはインターネットのメールサイトで知り合って間がない48歳の女性で、3年前に夫を亡くし、今は娘と二人暮らしする運送会社の事務員。 久しぶりの年上の女性との出会いだ。
夜になっても蒸し暑い夏のある日。初対面の待ち合わせ場所は彼女がよく行くという俗に言う健康ランド、つまり駐車場付きの大浴場。
表の駐車場にバイクを止めてしばらく待つとメールが入る。
「今お風呂から出てきたよ。どうする?」
「仕事の帰りでスーツを着ています。通勤用のバイクで来ていますから...」
「うん、分かった。そっちへ行くよ。待ってて。」
「はじめまして、雪子です」
少しハスキーな声に振り向くと、真っ白のTシャツにGパン姿のショートヘアーの女性だった。お風呂上りの石鹸のいい香りが漂ってくる。
で、正直言って驚いた。容姿はある程度メールで確かめていたけれど、色白で細身の身体に端正な顔立ち。それに加えて、肌にはつやがあって、とても実際の年齢には見えない。
(これは大ヒットかも...)
「ここよく来るところなので、こんなところで立ち話しているのを知ってる人に見られたら・・・わたし・・・」と彼女。
折り良く(?)周りはネオンのきらめくラブホ街。周囲を見渡しながら、
「じゃあ二人だけになれるところへ移りましょうか」
「えぇ~、もうそんな気になってるの?あはは」
二人はその中の一つ、中世欧州のお城風の建物、その名前も「王宮」へ。
「シャワーを浴びたいよ」
「どうぞ。私、今お風呂に入ってきたところだからけっこうよ。ごゆっくり。」
浴室から出ると雪子さんはもう浴衣に着替えてベッドに腰掛けていた。
「子どもじゃないもん、こういう所で何をするのか、もう分かってるし。。。あはは」
朗らかに笑う彼女につられて僕も大きな声で笑った。
「雪子・・・」
浴衣の下に彼女の白い肌がまぶしく覗く。
帯を解き、ベッドに仰向けに寝かせ・・・彼女、下着はつけてなかった。
その細身だが、豊かな胸のふくらみや女性的な肢体の曲線が僕の目の前にあらわになり、男の欲情を刺激する。
唇を重ね、柔らかい乳房から太腿、さらに股間の茂みへと手を伸ばし・・・
中指を彼女の膣に挿入し、親指でクリトリスを愛撫する。指関節を脱臼しそうな性技だが、たいがいの女性はここで体内からの愛液の分泌を伴う、いわゆる「濡れる」という生理現象とともに、かすかな悦びの声をあげる。でも彼女は全く無反応というか、不感症みたいな感じ。
「わたし、感じやすいねんけどな・・・」
(じゃあ僕とのHは感じない。。。?!?)
「わたし、濡れやすいんやけどな・・・」
たしかにヴァギナは少し濡れている。
思い切って指を2本入れようとして
「痛い!」
「ご・ごめん・・・」
彼女の魅力の一つはその脚線美だった。
「何かスポーツしてた?」ときいてみると
「うん、大学生時代にテニスを」と彼女。
その太腿からふくらはぎにかけて、筋肉が引き締まって、足首の細さは僕好み。
女性の脚線美を楽しむ体位の一つ「松葉崩し」に移る。
「女が妊娠の心配をしなくなったら、もっと性に大胆になると思うな」と彼女
ゴムは装着しなかった。
「私ね、30代の中頃、子宮の手術を受けて妊娠できない体になっちゃったの」
「ふぅ~ん」
「ねえ、聞いてる?」
「うん、聞いてるよ」
女性とドッキングしたままイキそうになるのを我慢しながら真剣に会話するのって初めての体験だった。
「それでね、その頃、今でも勤めている会社に一回り年下のかわいい男の子がいてね...その子のこと好きになっちゃったの」
「そ、そう...」
「でね...その子の子どもをお腹に宿してみたいって思ったわ」
「ゲッ!で、でもその頃って雪子さんは結婚していたんでしょ?
そ、それってもしかして・・・不倫じゃ・・・」
「う、う~ん・・・そうなるのかな?」
外見からはとてもそんな大胆な女性を想像しにくい彼女だったが
「毎週土曜日に彼の部屋に行ってたわ。彼、一人暮らしで不自由していたと思ったし、いろいろ買って行ったり、掃除や洗濯とか」
「体のお世話も?」
「ちゃんと手順を踏んでそうゆう関係にも・・・」
「もし彼の子どもを宿したらどうする気だったの?」
「うん、直ぐに堕ろすつもりだったわよ」
「そ、そう・・・(も、もう・・・ガマン ゲンカイ・・・)う、うぅ・・・あぁ~~(射精)」
「んもぅ~ 人が真剣に話しているのにぃ!」
「ハァ・・ハァ・・ご、ごめん・・・」
「2回イカせてあげるよ」と僕が挑発すると
「ううん、無理、無理、あなたのほうが先にイクと思うな」と彼女は冷ややかに答える。
次に試みたのはもっともオーソドックスな体位である正状位。小刻みに激しく、ゆっくりと強く...何度かピストニングを繰り返してみたけれど、やはり彼女は無反応。
なんだか、一気に興冷めしてくる。
「どうしたの?」と彼女
「う、ううん...こうしているだけでいいよ」
僕は彼女の横に仰向けになってその肩を抱き、その手の平を自分の股間にもっていった。彼女の指先が僕の玉袋から男根の裏の筋、亀頭にかけて優しく撫でてくれる。
「入れるのが気持ちいいってみんな言うけどな」と彼女
(みんな?!?・・・いったい何人の男と出会い系エッチしてるんやぁ...)
「いつもどんな体位でしてたの?」とまたも彼女が問う
「好きなのは騎乗位と座位だけど」
「座位って?」
座位は騎乗位の変形。騎乗位から男性が上半身を起こすと座位になる。
「ふぅ~ん」
仰向けになった僕の下半身に雪子さんがまたがりゆっくりと腰を下ろし始める。僕の勃起したペニスが彼女の股間の肉の間に食い込んでゆくのが感じられ、さらに彼女が腰を上下させると僕の下肢全体に快感の波が押し寄せてきた。彼女は膣の壁を締め付けたり広げたり、かなりのテクニシャン。
僕は上半身を起こし座位の姿勢で目の前で女性の白い艶かしい乳房が揺れるのを間近に見ながら興奮の絶頂を迎え、こらえきれず男の低い、押し殺したうめき声を漏らせながらイッた。
「ハァ・・ハァ・・う、うぅ~~あぁ・・・」
「プフッ!あははは やっぱりあなたって面白いね! ふぅ~ん、男の人のイキ方にもいろいろあるんやね!勉強になったわ」
「・・・・」
服を着てベッドのシーツのしわを伸ばし、
「忘れ物はない?」と僕
「忘れ物はあなたが...わたしの体の中へ...」と意味ありげな微笑を返す彼女
「愛の形を?」と、僕が受けると
「愛かなぁ?!?」と、小首を傾げる彼女
愛などではなく、僕の性欲を白い粘液に変えて彼女の体内に排出しただけだった。
夏の星空の下を不思議な満足感と虚脱感と共に帰路に着いた。
次に雪子さんと会ったのは、1週間後。やはり同じラブホテルの同じ部屋。10分後には2人とも一糸まとわぬ恥ずかしい姿でベッドの上にいた。
二人の頭は互いに反対方向に横になり、足をねじり合う形で股間を密着させ、この姿勢で挿入・ドッキング。
雪子さんのふくらはぎが僕の顔の辺りに・・・彼女の白くて艶やかな足を抱きしめながら、腰を動かす。
「ハァ・・ハァ・・う、うぅ~」おもわず低いうめき声を漏らしながら興奮の度を増してゆく僕。
「男の人には珍しく声を出しはるんやね?」と彼女
たしかに、今まで寝た何人かの女性に指摘されたことだ。
「今までの男性はどうだった?」と問い返してみると
「う・・う~ん。よく憶えてないけれど、声は出さなかったみたいよ」
「イク時は? 黙って出しちゃうの?」
「うん、そうよ。旦那に、それともう一人付き合ってた男の人のことしか知らないけれど」
僕的にはそれは驚きの事実だった。
僕は悶えている時には無意識に声を出している。まして絶頂に達する時には我慢できずに、自分でもはっきり意識するほど猛獣の雄たけびか、叫びに近い声を出してしまう。
今までのたいがいの女性はベッドの上での僕のその様子を見て怯えた後で吹き出すのだった。
「ぷっ...あははは」
演技してる?ってきかれたことがあるけれど、けっして演技ではない。
「だまってイク・・・行ってきますくらい言えばいいのに...」
「プフッ! ばっかぁ~」
「その時男はどんな表情してる?」
「男の人がイク時?」
「うん」
「そうねえ...真剣な顔つきかな...なんか宙を見て...わたしを見てって言いたいわ」
こういうことは複数のいろんな女性と交わってみなければ知りえない事実である。
もし男性が生涯に一人の女性とだけしか交わることがなければ自分のセックスのスタイルはノーマルだと一生思い込むことになるだろうな...
雪子さんはインターネットのメールサイトで知り合って間がない48歳の女性で、3年前に夫を亡くし、今は娘と二人暮らしする運送会社の事務員。 久しぶりの年上の女性との出会いだ。
夜になっても蒸し暑い夏のある日。初対面の待ち合わせ場所は彼女がよく行くという俗に言う健康ランド、つまり駐車場付きの大浴場。
表の駐車場にバイクを止めてしばらく待つとメールが入る。
「今お風呂から出てきたよ。どうする?」
「仕事の帰りでスーツを着ています。通勤用のバイクで来ていますから...」
「うん、分かった。そっちへ行くよ。待ってて。」
「はじめまして、雪子です」
少しハスキーな声に振り向くと、真っ白のTシャツにGパン姿のショートヘアーの女性だった。お風呂上りの石鹸のいい香りが漂ってくる。
で、正直言って驚いた。容姿はある程度メールで確かめていたけれど、色白で細身の身体に端正な顔立ち。それに加えて、肌にはつやがあって、とても実際の年齢には見えない。
(これは大ヒットかも...)
「ここよく来るところなので、こんなところで立ち話しているのを知ってる人に見られたら・・・わたし・・・」と彼女。
折り良く(?)周りはネオンのきらめくラブホ街。周囲を見渡しながら、
「じゃあ二人だけになれるところへ移りましょうか」
「えぇ~、もうそんな気になってるの?あはは」
二人はその中の一つ、中世欧州のお城風の建物、その名前も「王宮」へ。
「シャワーを浴びたいよ」
「どうぞ。私、今お風呂に入ってきたところだからけっこうよ。ごゆっくり。」
浴室から出ると雪子さんはもう浴衣に着替えてベッドに腰掛けていた。
「子どもじゃないもん、こういう所で何をするのか、もう分かってるし。。。あはは」
朗らかに笑う彼女につられて僕も大きな声で笑った。
「雪子・・・」
浴衣の下に彼女の白い肌がまぶしく覗く。
帯を解き、ベッドに仰向けに寝かせ・・・彼女、下着はつけてなかった。
その細身だが、豊かな胸のふくらみや女性的な肢体の曲線が僕の目の前にあらわになり、男の欲情を刺激する。
唇を重ね、柔らかい乳房から太腿、さらに股間の茂みへと手を伸ばし・・・
中指を彼女の膣に挿入し、親指でクリトリスを愛撫する。指関節を脱臼しそうな性技だが、たいがいの女性はここで体内からの愛液の分泌を伴う、いわゆる「濡れる」という生理現象とともに、かすかな悦びの声をあげる。でも彼女は全く無反応というか、不感症みたいな感じ。
「わたし、感じやすいねんけどな・・・」
(じゃあ僕とのHは感じない。。。?!?)
「わたし、濡れやすいんやけどな・・・」
たしかにヴァギナは少し濡れている。
思い切って指を2本入れようとして
「痛い!」
「ご・ごめん・・・」
彼女の魅力の一つはその脚線美だった。
「何かスポーツしてた?」ときいてみると
「うん、大学生時代にテニスを」と彼女。
その太腿からふくらはぎにかけて、筋肉が引き締まって、足首の細さは僕好み。
女性の脚線美を楽しむ体位の一つ「松葉崩し」に移る。
「女が妊娠の心配をしなくなったら、もっと性に大胆になると思うな」と彼女
ゴムは装着しなかった。
「私ね、30代の中頃、子宮の手術を受けて妊娠できない体になっちゃったの」
「ふぅ~ん」
「ねえ、聞いてる?」
「うん、聞いてるよ」
女性とドッキングしたままイキそうになるのを我慢しながら真剣に会話するのって初めての体験だった。
「それでね、その頃、今でも勤めている会社に一回り年下のかわいい男の子がいてね...その子のこと好きになっちゃったの」
「そ、そう...」
「でね...その子の子どもをお腹に宿してみたいって思ったわ」
「ゲッ!で、でもその頃って雪子さんは結婚していたんでしょ?
そ、それってもしかして・・・不倫じゃ・・・」
「う、う~ん・・・そうなるのかな?」
外見からはとてもそんな大胆な女性を想像しにくい彼女だったが
「毎週土曜日に彼の部屋に行ってたわ。彼、一人暮らしで不自由していたと思ったし、いろいろ買って行ったり、掃除や洗濯とか」
「体のお世話も?」
「ちゃんと手順を踏んでそうゆう関係にも・・・」
「もし彼の子どもを宿したらどうする気だったの?」
「うん、直ぐに堕ろすつもりだったわよ」
「そ、そう・・・(も、もう・・・ガマン ゲンカイ・・・)う、うぅ・・・あぁ~~(射精)」
「んもぅ~ 人が真剣に話しているのにぃ!」
「ハァ・・ハァ・・ご、ごめん・・・」
「2回イカせてあげるよ」と僕が挑発すると
「ううん、無理、無理、あなたのほうが先にイクと思うな」と彼女は冷ややかに答える。
次に試みたのはもっともオーソドックスな体位である正状位。小刻みに激しく、ゆっくりと強く...何度かピストニングを繰り返してみたけれど、やはり彼女は無反応。
なんだか、一気に興冷めしてくる。
「どうしたの?」と彼女
「う、ううん...こうしているだけでいいよ」
僕は彼女の横に仰向けになってその肩を抱き、その手の平を自分の股間にもっていった。彼女の指先が僕の玉袋から男根の裏の筋、亀頭にかけて優しく撫でてくれる。
「入れるのが気持ちいいってみんな言うけどな」と彼女
(みんな?!?・・・いったい何人の男と出会い系エッチしてるんやぁ...)
「いつもどんな体位でしてたの?」とまたも彼女が問う
「好きなのは騎乗位と座位だけど」
「座位って?」
座位は騎乗位の変形。騎乗位から男性が上半身を起こすと座位になる。
「ふぅ~ん」
仰向けになった僕の下半身に雪子さんがまたがりゆっくりと腰を下ろし始める。僕の勃起したペニスが彼女の股間の肉の間に食い込んでゆくのが感じられ、さらに彼女が腰を上下させると僕の下肢全体に快感の波が押し寄せてきた。彼女は膣の壁を締め付けたり広げたり、かなりのテクニシャン。
僕は上半身を起こし座位の姿勢で目の前で女性の白い艶かしい乳房が揺れるのを間近に見ながら興奮の絶頂を迎え、こらえきれず男の低い、押し殺したうめき声を漏らせながらイッた。
「ハァ・・ハァ・・う、うぅ~~あぁ・・・」
「プフッ!あははは やっぱりあなたって面白いね! ふぅ~ん、男の人のイキ方にもいろいろあるんやね!勉強になったわ」
「・・・・」
服を着てベッドのシーツのしわを伸ばし、
「忘れ物はない?」と僕
「忘れ物はあなたが...わたしの体の中へ...」と意味ありげな微笑を返す彼女
「愛の形を?」と、僕が受けると
「愛かなぁ?!?」と、小首を傾げる彼女
愛などではなく、僕の性欲を白い粘液に変えて彼女の体内に排出しただけだった。
夏の星空の下を不思議な満足感と虚脱感と共に帰路に着いた。
次に雪子さんと会ったのは、1週間後。やはり同じラブホテルの同じ部屋。10分後には2人とも一糸まとわぬ恥ずかしい姿でベッドの上にいた。
二人の頭は互いに反対方向に横になり、足をねじり合う形で股間を密着させ、この姿勢で挿入・ドッキング。
雪子さんのふくらはぎが僕の顔の辺りに・・・彼女の白くて艶やかな足を抱きしめながら、腰を動かす。
「ハァ・・ハァ・・う、うぅ~」おもわず低いうめき声を漏らしながら興奮の度を増してゆく僕。
「男の人には珍しく声を出しはるんやね?」と彼女
たしかに、今まで寝た何人かの女性に指摘されたことだ。
「今までの男性はどうだった?」と問い返してみると
「う・・う~ん。よく憶えてないけれど、声は出さなかったみたいよ」
「イク時は? 黙って出しちゃうの?」
「うん、そうよ。旦那に、それともう一人付き合ってた男の人のことしか知らないけれど」
僕的にはそれは驚きの事実だった。
僕は悶えている時には無意識に声を出している。まして絶頂に達する時には我慢できずに、自分でもはっきり意識するほど猛獣の雄たけびか、叫びに近い声を出してしまう。
今までのたいがいの女性はベッドの上での僕のその様子を見て怯えた後で吹き出すのだった。
「ぷっ...あははは」
演技してる?ってきかれたことがあるけれど、けっして演技ではない。
「だまってイク・・・行ってきますくらい言えばいいのに...」
「プフッ! ばっかぁ~」
「その時男はどんな表情してる?」
「男の人がイク時?」
「うん」
「そうねえ...真剣な顔つきかな...なんか宙を見て...わたしを見てって言いたいわ」
こういうことは複数のいろんな女性と交わってみなければ知りえない事実である。
もし男性が生涯に一人の女性とだけしか交わることがなければ自分のセックスのスタイルはノーマルだと一生思い込むことになるだろうな...
由紀子という11歳年下のメル友(主婦で、看護婦)と天王寺で会ってきた。旦那が医者だという。彼女、上から下までブランドでキメていて、乗ってきた車は旦那からの誕生日のプレゼントだという。しかもスレンダーで、チャーミング。何が物好きでこんなしがない中年の会社員とデートしてくれるの?・・・って感じでした。入った映画館では始終ぼくの手を握ったまま。
庶民から見たらうらやましい生活をしているはずのこの女性にも満たされない何かがあるんだろうな・・・。
薄暗い映画館の中。隣に座る彼女の短いスカートからすらっと伸びたきれいな脚に目がいった。
膝から太ももにかけて僕の手のひらが・・・
彼女はうっとり目を閉じていた。
考えたら、由紀子が子供を抱えたバツイチで、働きながら子育て・・・かつかつの生活をしているような女性なら、出会えていなかったと思う。互いに余裕のある状況がきっかけを生んだんだろうな。。。
いずれは旦那と別れたいという彼女。
何度かネットの出会いはあったけれど、こんなに惹かれた女性は初めてだ。
由紀子・・・好きだ。
今日は由紀子と信貴山へタンデムツーリング。
彼女の地元でもあって、さらに単車も車も乗る彼女は道案内までしてくれて、楽しい一日だった。
温泉にも入ったな。。。
帰路には国道沿いのラブホで三時間ほど過ごした。
カラオケのマイクを持った彼女は素敵な声と、持ち前のチャーミングな笑顔を堪能させてくれた。
ベッドの上では彼女の感じやすい身体が僕の指先や舌が動くたびに「あ・あぁ・・・」とかすかな悦びの声を誘う。
彼女の真っ赤なランジェリー・・・僕の好みではないけれど、誘ってくるな。。。
最後は電動性技具まで要求されて全身を丹念に攻めて差し上げた。
「由紀子、入れるよ」
「うん、ゴム着けて」
コンドームの装着の間に萎えてしまう僕の男根・・ダラっと垂れ下がったモノに彼女の手の平を導き
「さわって」と促す。
彼女の片方の手の平が僕の玉袋を包み、もう片方の指先がペニスの裏側の筋を優しく撫でるとにわかに下肢全体に快感が広がり、それとともに膨張を始める僕の男根。
彼女の手に導かれて膣の入り口からゆっくりと僕の亀頭が人妻の体の中に入っていく。思わず目を大きく見開き、大きく息を吸い込む由紀子。
「ハァハァ・・アッ、アァ~~ン」
ひときわ甲高い彼女の声を間近に聴き興奮を増してゆく僕。彼女の両手が僕の首に回り締め付けてくる。その愛くるしい顔立ちを間近に見て、細身の身体と白い肌に接して僕の興奮度は極限に・・
「う・うぅ~アァ~」・・・彼女に抱きつかれたまま僕のペニスは人妻の体の中で大きく脈打ち、ゴムの中で射精。僕の快感の絶頂の際の大きなゼスチャーに驚きながらも可笑しさをこらえきれず吹き出す由紀子。
「プフッ、あはは・・お兄ぃ、早いぃ~!」
「ご、ごめん・・・お兄ぃ、先に・・・イッてもた・・・」
ぐったりと由紀子の横に仰向けになっていると
「取らないの?ゴム」と彼女。
ゆっくりとコンドームを外し、手にとって彼女の顔の上に掲げてみると、それを手にとって彼女は
「男の人の精液・・看護婦の仕事をしていると男の身体は珍しくないけれど・・ふぅ~ん・・」
「ねえ、上になってみて」と僕。
「えっ??」
「騎乗位だよ」僕のペニスはもう萎んでしまってしばらく役に立ちそうもないけれど、興奮度は持続中。
「こう?」仰向けになった僕の下半身にまたがって彼女が股間を上下させてその体位の真似をしてみるとさらに僕の興奮が増してゆく。
「ハァハァ・・ウッ、ウゥ・・」思わず喘ぎ声を発してしまう。
「えぇ~うっそぉ~」
庶民から見たらうらやましい生活をしているはずのこの女性にも満たされない何かがあるんだろうな・・・。
薄暗い映画館の中。隣に座る彼女の短いスカートからすらっと伸びたきれいな脚に目がいった。
膝から太ももにかけて僕の手のひらが・・・
彼女はうっとり目を閉じていた。
考えたら、由紀子が子供を抱えたバツイチで、働きながら子育て・・・かつかつの生活をしているような女性なら、出会えていなかったと思う。互いに余裕のある状況がきっかけを生んだんだろうな。。。
いずれは旦那と別れたいという彼女。
何度かネットの出会いはあったけれど、こんなに惹かれた女性は初めてだ。
由紀子・・・好きだ。
今日は由紀子と信貴山へタンデムツーリング。
彼女の地元でもあって、さらに単車も車も乗る彼女は道案内までしてくれて、楽しい一日だった。
温泉にも入ったな。。。
帰路には国道沿いのラブホで三時間ほど過ごした。
カラオケのマイクを持った彼女は素敵な声と、持ち前のチャーミングな笑顔を堪能させてくれた。
ベッドの上では彼女の感じやすい身体が僕の指先や舌が動くたびに「あ・あぁ・・・」とかすかな悦びの声を誘う。
彼女の真っ赤なランジェリー・・・僕の好みではないけれど、誘ってくるな。。。
最後は電動性技具まで要求されて全身を丹念に攻めて差し上げた。
「由紀子、入れるよ」
「うん、ゴム着けて」
コンドームの装着の間に萎えてしまう僕の男根・・ダラっと垂れ下がったモノに彼女の手の平を導き
「さわって」と促す。
彼女の片方の手の平が僕の玉袋を包み、もう片方の指先がペニスの裏側の筋を優しく撫でるとにわかに下肢全体に快感が広がり、それとともに膨張を始める僕の男根。
彼女の手に導かれて膣の入り口からゆっくりと僕の亀頭が人妻の体の中に入っていく。思わず目を大きく見開き、大きく息を吸い込む由紀子。
「ハァハァ・・アッ、アァ~~ン」
ひときわ甲高い彼女の声を間近に聴き興奮を増してゆく僕。彼女の両手が僕の首に回り締め付けてくる。その愛くるしい顔立ちを間近に見て、細身の身体と白い肌に接して僕の興奮度は極限に・・
「う・うぅ~アァ~」・・・彼女に抱きつかれたまま僕のペニスは人妻の体の中で大きく脈打ち、ゴムの中で射精。僕の快感の絶頂の際の大きなゼスチャーに驚きながらも可笑しさをこらえきれず吹き出す由紀子。
「プフッ、あはは・・お兄ぃ、早いぃ~!」
「ご、ごめん・・・お兄ぃ、先に・・・イッてもた・・・」
ぐったりと由紀子の横に仰向けになっていると
「取らないの?ゴム」と彼女。
ゆっくりとコンドームを外し、手にとって彼女の顔の上に掲げてみると、それを手にとって彼女は
「男の人の精液・・看護婦の仕事をしていると男の身体は珍しくないけれど・・ふぅ~ん・・」
「ねえ、上になってみて」と僕。
「えっ??」
「騎乗位だよ」僕のペニスはもう萎んでしまってしばらく役に立ちそうもないけれど、興奮度は持続中。
「こう?」仰向けになった僕の下半身にまたがって彼女が股間を上下させてその体位の真似をしてみるとさらに僕の興奮が増してゆく。
「ハァハァ・・ウッ、ウゥ・・」思わず喘ぎ声を発してしまう。
「えぇ~うっそぉ~」
僕は現在54歳の会社員。
恵子さんのことをふと思い出す。
あれは7年前の12月、小雪の舞う寒い日だった。神戸の三宮駅前で、たった今着信したメールを確認する。
「今どこですか?」と恵子さんからだ。
メールでの返信が面倒なので、彼女に電話する。
「道路を挟んでそごうの向かい側にいます。あっちょっと左手を挙げてもらえませんか」
「えっ、こうですか?」
「あっわかりました。今確認しました。そっちへ行きます。」
恵子さんは神戸に住む36歳の主婦で二児の母親。僕の登録する出会い系サイトでメールをくれた人だった。
自己紹介から始まって、お互いの生活や趣味、過去の出来事など、何度かメールのやり取りが続いた後
「今度三宮辺りでお茶でも飲みながらお話してくださいませんか」と逢う誘いを向けてみた。
「私、ホームページのプロフィールに書いておられるような、隼人さんの好みのタイプじゃありませんから・・」
「好きになった人が好みのタイプですよ」
「はじめまして、隼人です」
「あっ、どうも・・・恵子です」
初対面の挨拶は少しお互いが緊張気味だった。
恵子さんは少し小柄で細身の身体に薄く茶に染めたショートヘアーのよく似合う女性で、知性的できりっとした顔立ちは僕好みだった。
(彼女、ずいぶん謙遜しているな・・・大ヒットじゃん!)
皮のジャンパーにスカートとブーツという服装の彼女。
「寒いですね」と彼女の顔を覗き込みながら話しかけてみる。
「私、平気ですわ」と彼女
「早い時間に三宮へは到着していたんですが、時間があったもんだからうろうろしていたら待ち合わせ時間を過ぎてしまって慌てて戻ってきました。お待たせしてすみませんでした。」と言い訳すると、
「私のほうこそ遠いところまで来ていただいてすみません。」
「トアロード、北野、異人館と行けたらちょうどいい時間になると思うんですが、今日はお時間大丈夫ですか?」
「ええ、私はかまいませんわ」
生田神社を抜けて二人が歩く道沿いに洋風館のしゃれたレストランがあった。
「そろそろお昼時ですね。ここでランチでもどうですか?」
「すてきなお店・・」
メニューを眺めながらK子さんが
「私、シーフードランチを」
「僕もそれでいいです」
「神戸って坂が多いですね」と話を神戸の話題に向けてみた。
「海からすぐ北が六甲山ですから」
「隼人さんって、文章がとってもお上手ですね。ついつい引き込まれてしまいますわ。」と彼女
「お恥ずかしいです、まだまだ拙い文章で。それより恵子さんの文章の方がずっと詩的で華麗なので感心しています。詩とか随想とか書き慣れてるって感じで」
「大学生の頃同人誌を作って詩や俳句とか短編小説なんかを発表してたんです」
「へえ~!詩人・・いや作家なんですね!恵子さんって」
「ううん、そんな大したものじゃなかったんですけど・・あっそうそう、恵子さんの日記、最初のページからずっと読んでみましたのよ」と彼女。
「あれ・・全部見たんですか・・ちょっと恥ずかしいな・・」
「なんか、すっごく・・」
と両手を口に当てて彼女がくすっと笑う。そのしぐさがとてもかわいいとその時思った。
「エッチなお話しのところですか?」
「あはは・・」と今度は本当に可笑しそうに大きな声で笑う恵子さんだった。
「隼人さんが今お付き合いされている金沢の19歳の予備校生の方との恋のお話、ドキドキしながら読ませていただいてますの」
「その話、聞きたいんですか?」
「だめですか?なんだか興味があるんだけどな」
三宮へ向かう帰り道のトアロード。学生がぞろぞろ歩いている中を二人寄り添って歩き、すぐ脇の女子大学を過ぎた辺りで
「今日は寒くて、それに長い距離を歩かせてすみませんでした。」
「いいえ、とっても楽しかったですわ。それにお昼ご飯、ご馳走になって・・」
彼女のうなじから首筋の辺りを覗きこんでみる。とっても色っぽい女の魅力を漂わせている恵子さんはその髪型が彼女に似合っていて、とってもすてきだった。
そっと彼女の手を握ってみた。
「恥ずかしいわ。若い学生さんも沢山歩いているし」
「こうして神戸のトアロードを恵子さんのようなすてきな女性と手をつないで歩いてみたかったんです」
「まあ!おじょうずね うふっ」
「あの・・・恵子さん、まだ少し時間ありますか?」
「え、ええ・・なにか・・」
「僕に2時間ほど空白の時間をくれますか?」
「空白の・・時間・・・?!」
「その時間のことは何もなかったことに・・でももっと恵子さんのことを知りたいし、親密になっていきたいんです」
「・・・で、でも・・どこへ・・」
「ついてきてください。」
再び彼女の手を握りその先のラブホテルが立ち並ぶ一角の中の一軒に・・
「あの・・私・・今日会ったばかりで・・そんなつもりしてなかったから・・」
今度は恵子さんの肩を抱き寄せて入り口を越えていった。
その中の一室のドアを開け、彼女を導き、再びドアを閉める。
「ごめんなさい、いきなりこんなところへ連れて入ったこと、失礼と承知で・・」と僕。
恵子さんはうつむいて黙っている。
彼女のあごに手を当て、僕の顔を近づけた。もう片方の腕を彼女の背中に回して抱き寄せてから彼女と唇を重ねる。
「あ・ああ・・・」微かに彼女の口から喘ぐ声が漏れる
ベッドへと肩を抱き寄せて導き、二人寄り添って腰をかけた後、彼女のブーツを取り、両足を持ち上げて仰向けに寝かせ、その上に重なり強く抱きしめた。驚いた表情で目を大きく開いて僕を見つめる彼女。
しかししだいに彼女の喘ぐ声が大きくなっていく。
「あ・・あっ、あぁ~ん・・」
彼女のジャンパーのファスナーに手をかけると、僕のその手を彼女の手が押さえた。
「だめですわ・・私たち、こんなことしたら・・」
「恵子さんのすべてを見ておきたいんです。僕の思い出の中に恵子さんの肌を刻み込んでおきたいんです。僕の体の中の奥まで」
今度は彼女は抵抗しなかった。
ジャンパーを脱がせ、彼女の身体を少し横向きにしてスカートのフックを外し、それもするすると脱がせて、セーター・ブラウス・ストッキング・ブラジャーとゆっくり脱がせていき、恵子さんをパンティーだけにして毛布をかけてあげて、僕もベッドの端に座ってブリーフだけになり、再び彼女と肌を重ね合い、唇を求め、舌を絡ませた。
きれいな肌だ・・・10歳年下の若い女の肌の艶・・それと細身に加えて引き締まった身体の線・・脚の線もとってもきれいだ。
うなじから首筋、肩から乳房にかけて僕の舌を這わせ、乳首を噛むようにして吸う。
「あ、ああ~ん・・」のけぞるようにして彼女は僕の刺激に反応する。
僕の右手は乳房からお腹、太ももを経てその付け根の女性の秘部へ・・・パンティーの中で茂みを分け入りながら花弁、クリトリスへと指先をすべり込ませてゆく。彼女は既にびっしょりと愛液をしたたらせた股間を浮き上がらせて女性の悦びを表現するのだった。
「気持ちいい?」わざと意地悪く彼女の顔を覗き込んできいてみた。
「わたし・・どうしていいのか・・こんなつもりじゃなかったから・・」目に薄っすら涙を浮かべながら答える。
「ごめんね・・辛い思いをさせる気はなかったんだ。泣かないで・・」
「・・・・」
無言のままベッドのシーツに顔を伏せている彼女。
「恵子さんを・・犯したい」
そっと彼女の耳元で囁くと、大きく目を開いて僕の目を見つめて彼女は無言でうなずいた。
彼女のパンティーをゆっくり脱がせ、僕もブリーフを脱いで再び彼女の上に重なった。僕の男根に指をそえて自ら膣の入り口に導く彼女。僕がゆっくりと人妻の体の中へ入ってゆく。
「あ・・あぁ~ん!」ひときわ甲高い恵子さんの声が部屋に響きわたった。
僕の汗が額から滴り彼女の胸に落ちてゆき、枕で額の汗をぬぐいながら再び腰を動かした。膨張した僕のペニスが彼女の膣を押し広げながらその中へ食い込んでゆき、そのたびに恵子さんは悦びの声をあげるのだった。
「中で・・出さないで」微かな声で彼女は訴える
「う、うん・・・ハァハァ・・う、うぅ・・あぁ~~」
僕は快感の絶頂で思わずうめき声を上げてしまう。
僕のペニスが彼女の太ももの上で脈打ち、男の生温かい粘液が彼女の肌を伝って流れるのを感じた。その日も人妻を抱きしめながらイッた僕。
「ごめんなさい。わたし、できやすいから」と恵子さん。
「ううん、人妻を妊娠させちゃったら、それこそ大変だから」
「・・・・・」
妙に神妙な表情でK子さんは宙を見つめている。
(気にさわったかな・・)
僕はまだ熱さの残る彼女の下腹部へ顔を回し、さっき僕が射精したばかりの太ももへ舌を這わせ、そのきれいな脚を開かせようとすると
「いや!」と彼女は股間を閉じ、その秘部を隠そうとする。
彼女の陰部は愛液をたっぷり含み、彼女の両足に顔を挟まれたまま僕の舌が花弁からクリトリスにかけてびっしょりとしたたる果汁を口に含みながら愛撫してゆく。
「あ~~ん・・いや!」彼女は身体をねじるように激しく反応する。
「美味しいよ、恵子さんの愛液」
「んもぉ~う、そんなこと言わないで!」
今度は僕の指先が再び彼女の両足の付け根へ・・アヌスに指を入れようとすると
「だめ!わたし、そこ苦手なの!」
しばらく彼女の陰部のぬるぬるした軟体の上を僕の指先が滑りながら徘徊する。
「も・もう・・アタシ・・イキそう・・」
今度は恵子さんが下半身を小刻みに上下させながら大きく目を開き、宙を見つめて微かな声で言う。
彼女は恍惚に入り、なにやらつぶやくように唇を動かせているが聞き取れない。
「わたし・・・アァ・・・そこが・・・」
しばらくするとK子さんの下半身の運動が止まり、目を閉じてうっとりとしている。
「イッちゃった?」そっと耳元できいてみると、こっくりとうなずく彼女。
女性にもいろいろ「あの時」のタイプがあるんだな・・激しく頂上に登りつめる人・・恵子さんのように静かに達する人・・
ベッドの上で彼女は自分の両肩を両手で抱きすくめるようにしてうつむいて正座していた。
「わたし・・こんなことしてしまって・・ごめんなさい・・」
その目から一筋の涙が頬を伝っている。
だれに対する「ごめんなさい」なのか・・その涙の意味は?
努めて僕は彼女を陽気にしてあげようと試み、仰向けに寝て、その上にK子さんを被せるように抱き寄せてみた。僕と彼女の顔は間近に密着する。
「指だけで女性をイカせたのは初めてだよ」と僕が言うと
「うっそつけぇ~」と少し笑顔を取り戻して言う彼女。
彼女の片方の手の平を僕の股間に連れてゆき
「ねえ、僕のモノを触ってくれる?」とお願いすると
「えっ?!触ってもいいんですか? 私の夫は・・あはっ、最近してないんですけどね! 果ててしまうと、もう触らせてくれないんです。」と恵子さん。
「う~ん・・僕はこうして余韻を楽しませてくれると幸せなんですが」
「そう、男の人にもいろいろタイプがあるんですね・・」
「ねえ、隼人さんの日記に書いていらした受験生の彼女、美沙ちゃんのこと、好きなんでしょ?」
その唇に僕の人差し指をそっと重ねて
「それは言わないの」
「いいのよ。私も好きな人がいるから・・」
しかしさびしそうな表情で宙を見つめる恵子さんだった。
三ノ宮駅で手をふる恵子さんを最後に見てから・・
「このところ夫とのこと、うまくいかなくて・・」というメールを最後に連絡は途絶えてしまった。どうしているだろう・・
短い時間だったけれど、僕が愛した数少ない女性の一人・・恵子さん・・また逢いたい・・
そして今日再び彼女との思い出のトアロードを一人で歩いてみた。あの日と同じ、学生たちが楽しそうに笑いながら行きかう道を。
夜はルミナリエのエルミネーションで彩られる街・・
夕暮れの神戸の街を後にして阪神高速神戸線の京橋ICから帰路をバイクで走り抜けるのだった。
これも一度限りのアバンチュールに終わってしまった。でも不思議と青春時代に戻ったみたいで楽しかったよ。 (おわり)
隼人osaka
恵子さんのことをふと思い出す。
あれは7年前の12月、小雪の舞う寒い日だった。神戸の三宮駅前で、たった今着信したメールを確認する。
「今どこですか?」と恵子さんからだ。
メールでの返信が面倒なので、彼女に電話する。
「道路を挟んでそごうの向かい側にいます。あっちょっと左手を挙げてもらえませんか」
「えっ、こうですか?」
「あっわかりました。今確認しました。そっちへ行きます。」
恵子さんは神戸に住む36歳の主婦で二児の母親。僕の登録する出会い系サイトでメールをくれた人だった。
自己紹介から始まって、お互いの生活や趣味、過去の出来事など、何度かメールのやり取りが続いた後
「今度三宮辺りでお茶でも飲みながらお話してくださいませんか」と逢う誘いを向けてみた。
「私、ホームページのプロフィールに書いておられるような、隼人さんの好みのタイプじゃありませんから・・」
「好きになった人が好みのタイプですよ」
「はじめまして、隼人です」
「あっ、どうも・・・恵子です」
初対面の挨拶は少しお互いが緊張気味だった。
恵子さんは少し小柄で細身の身体に薄く茶に染めたショートヘアーのよく似合う女性で、知性的できりっとした顔立ちは僕好みだった。
(彼女、ずいぶん謙遜しているな・・・大ヒットじゃん!)
皮のジャンパーにスカートとブーツという服装の彼女。
「寒いですね」と彼女の顔を覗き込みながら話しかけてみる。
「私、平気ですわ」と彼女
「早い時間に三宮へは到着していたんですが、時間があったもんだからうろうろしていたら待ち合わせ時間を過ぎてしまって慌てて戻ってきました。お待たせしてすみませんでした。」と言い訳すると、
「私のほうこそ遠いところまで来ていただいてすみません。」
「トアロード、北野、異人館と行けたらちょうどいい時間になると思うんですが、今日はお時間大丈夫ですか?」
「ええ、私はかまいませんわ」
生田神社を抜けて二人が歩く道沿いに洋風館のしゃれたレストランがあった。
「そろそろお昼時ですね。ここでランチでもどうですか?」
「すてきなお店・・」
メニューを眺めながらK子さんが
「私、シーフードランチを」
「僕もそれでいいです」
「神戸って坂が多いですね」と話を神戸の話題に向けてみた。
「海からすぐ北が六甲山ですから」
「隼人さんって、文章がとってもお上手ですね。ついつい引き込まれてしまいますわ。」と彼女
「お恥ずかしいです、まだまだ拙い文章で。それより恵子さんの文章の方がずっと詩的で華麗なので感心しています。詩とか随想とか書き慣れてるって感じで」
「大学生の頃同人誌を作って詩や俳句とか短編小説なんかを発表してたんです」
「へえ~!詩人・・いや作家なんですね!恵子さんって」
「ううん、そんな大したものじゃなかったんですけど・・あっそうそう、恵子さんの日記、最初のページからずっと読んでみましたのよ」と彼女。
「あれ・・全部見たんですか・・ちょっと恥ずかしいな・・」
「なんか、すっごく・・」
と両手を口に当てて彼女がくすっと笑う。そのしぐさがとてもかわいいとその時思った。
「エッチなお話しのところですか?」
「あはは・・」と今度は本当に可笑しそうに大きな声で笑う恵子さんだった。
「隼人さんが今お付き合いされている金沢の19歳の予備校生の方との恋のお話、ドキドキしながら読ませていただいてますの」
「その話、聞きたいんですか?」
「だめですか?なんだか興味があるんだけどな」
三宮へ向かう帰り道のトアロード。学生がぞろぞろ歩いている中を二人寄り添って歩き、すぐ脇の女子大学を過ぎた辺りで
「今日は寒くて、それに長い距離を歩かせてすみませんでした。」
「いいえ、とっても楽しかったですわ。それにお昼ご飯、ご馳走になって・・」
彼女のうなじから首筋の辺りを覗きこんでみる。とっても色っぽい女の魅力を漂わせている恵子さんはその髪型が彼女に似合っていて、とってもすてきだった。
そっと彼女の手を握ってみた。
「恥ずかしいわ。若い学生さんも沢山歩いているし」
「こうして神戸のトアロードを恵子さんのようなすてきな女性と手をつないで歩いてみたかったんです」
「まあ!おじょうずね うふっ」
「あの・・・恵子さん、まだ少し時間ありますか?」
「え、ええ・・なにか・・」
「僕に2時間ほど空白の時間をくれますか?」
「空白の・・時間・・・?!」
「その時間のことは何もなかったことに・・でももっと恵子さんのことを知りたいし、親密になっていきたいんです」
「・・・で、でも・・どこへ・・」
「ついてきてください。」
再び彼女の手を握りその先のラブホテルが立ち並ぶ一角の中の一軒に・・
「あの・・私・・今日会ったばかりで・・そんなつもりしてなかったから・・」
今度は恵子さんの肩を抱き寄せて入り口を越えていった。
その中の一室のドアを開け、彼女を導き、再びドアを閉める。
「ごめんなさい、いきなりこんなところへ連れて入ったこと、失礼と承知で・・」と僕。
恵子さんはうつむいて黙っている。
彼女のあごに手を当て、僕の顔を近づけた。もう片方の腕を彼女の背中に回して抱き寄せてから彼女と唇を重ねる。
「あ・ああ・・・」微かに彼女の口から喘ぐ声が漏れる
ベッドへと肩を抱き寄せて導き、二人寄り添って腰をかけた後、彼女のブーツを取り、両足を持ち上げて仰向けに寝かせ、その上に重なり強く抱きしめた。驚いた表情で目を大きく開いて僕を見つめる彼女。
しかししだいに彼女の喘ぐ声が大きくなっていく。
「あ・・あっ、あぁ~ん・・」
彼女のジャンパーのファスナーに手をかけると、僕のその手を彼女の手が押さえた。
「だめですわ・・私たち、こんなことしたら・・」
「恵子さんのすべてを見ておきたいんです。僕の思い出の中に恵子さんの肌を刻み込んでおきたいんです。僕の体の中の奥まで」
今度は彼女は抵抗しなかった。
ジャンパーを脱がせ、彼女の身体を少し横向きにしてスカートのフックを外し、それもするすると脱がせて、セーター・ブラウス・ストッキング・ブラジャーとゆっくり脱がせていき、恵子さんをパンティーだけにして毛布をかけてあげて、僕もベッドの端に座ってブリーフだけになり、再び彼女と肌を重ね合い、唇を求め、舌を絡ませた。
きれいな肌だ・・・10歳年下の若い女の肌の艶・・それと細身に加えて引き締まった身体の線・・脚の線もとってもきれいだ。
うなじから首筋、肩から乳房にかけて僕の舌を這わせ、乳首を噛むようにして吸う。
「あ、ああ~ん・・」のけぞるようにして彼女は僕の刺激に反応する。
僕の右手は乳房からお腹、太ももを経てその付け根の女性の秘部へ・・・パンティーの中で茂みを分け入りながら花弁、クリトリスへと指先をすべり込ませてゆく。彼女は既にびっしょりと愛液をしたたらせた股間を浮き上がらせて女性の悦びを表現するのだった。
「気持ちいい?」わざと意地悪く彼女の顔を覗き込んできいてみた。
「わたし・・どうしていいのか・・こんなつもりじゃなかったから・・」目に薄っすら涙を浮かべながら答える。
「ごめんね・・辛い思いをさせる気はなかったんだ。泣かないで・・」
「・・・・」
無言のままベッドのシーツに顔を伏せている彼女。
「恵子さんを・・犯したい」
そっと彼女の耳元で囁くと、大きく目を開いて僕の目を見つめて彼女は無言でうなずいた。
彼女のパンティーをゆっくり脱がせ、僕もブリーフを脱いで再び彼女の上に重なった。僕の男根に指をそえて自ら膣の入り口に導く彼女。僕がゆっくりと人妻の体の中へ入ってゆく。
「あ・・あぁ~ん!」ひときわ甲高い恵子さんの声が部屋に響きわたった。
僕の汗が額から滴り彼女の胸に落ちてゆき、枕で額の汗をぬぐいながら再び腰を動かした。膨張した僕のペニスが彼女の膣を押し広げながらその中へ食い込んでゆき、そのたびに恵子さんは悦びの声をあげるのだった。
「中で・・出さないで」微かな声で彼女は訴える
「う、うん・・・ハァハァ・・う、うぅ・・あぁ~~」
僕は快感の絶頂で思わずうめき声を上げてしまう。
僕のペニスが彼女の太ももの上で脈打ち、男の生温かい粘液が彼女の肌を伝って流れるのを感じた。その日も人妻を抱きしめながらイッた僕。
「ごめんなさい。わたし、できやすいから」と恵子さん。
「ううん、人妻を妊娠させちゃったら、それこそ大変だから」
「・・・・・」
妙に神妙な表情でK子さんは宙を見つめている。
(気にさわったかな・・)
僕はまだ熱さの残る彼女の下腹部へ顔を回し、さっき僕が射精したばかりの太ももへ舌を這わせ、そのきれいな脚を開かせようとすると
「いや!」と彼女は股間を閉じ、その秘部を隠そうとする。
彼女の陰部は愛液をたっぷり含み、彼女の両足に顔を挟まれたまま僕の舌が花弁からクリトリスにかけてびっしょりとしたたる果汁を口に含みながら愛撫してゆく。
「あ~~ん・・いや!」彼女は身体をねじるように激しく反応する。
「美味しいよ、恵子さんの愛液」
「んもぉ~う、そんなこと言わないで!」
今度は僕の指先が再び彼女の両足の付け根へ・・アヌスに指を入れようとすると
「だめ!わたし、そこ苦手なの!」
しばらく彼女の陰部のぬるぬるした軟体の上を僕の指先が滑りながら徘徊する。
「も・もう・・アタシ・・イキそう・・」
今度は恵子さんが下半身を小刻みに上下させながら大きく目を開き、宙を見つめて微かな声で言う。
彼女は恍惚に入り、なにやらつぶやくように唇を動かせているが聞き取れない。
「わたし・・・アァ・・・そこが・・・」
しばらくするとK子さんの下半身の運動が止まり、目を閉じてうっとりとしている。
「イッちゃった?」そっと耳元できいてみると、こっくりとうなずく彼女。
女性にもいろいろ「あの時」のタイプがあるんだな・・激しく頂上に登りつめる人・・恵子さんのように静かに達する人・・
ベッドの上で彼女は自分の両肩を両手で抱きすくめるようにしてうつむいて正座していた。
「わたし・・こんなことしてしまって・・ごめんなさい・・」
その目から一筋の涙が頬を伝っている。
だれに対する「ごめんなさい」なのか・・その涙の意味は?
努めて僕は彼女を陽気にしてあげようと試み、仰向けに寝て、その上にK子さんを被せるように抱き寄せてみた。僕と彼女の顔は間近に密着する。
「指だけで女性をイカせたのは初めてだよ」と僕が言うと
「うっそつけぇ~」と少し笑顔を取り戻して言う彼女。
彼女の片方の手の平を僕の股間に連れてゆき
「ねえ、僕のモノを触ってくれる?」とお願いすると
「えっ?!触ってもいいんですか? 私の夫は・・あはっ、最近してないんですけどね! 果ててしまうと、もう触らせてくれないんです。」と恵子さん。
「う~ん・・僕はこうして余韻を楽しませてくれると幸せなんですが」
「そう、男の人にもいろいろタイプがあるんですね・・」
「ねえ、隼人さんの日記に書いていらした受験生の彼女、美沙ちゃんのこと、好きなんでしょ?」
その唇に僕の人差し指をそっと重ねて
「それは言わないの」
「いいのよ。私も好きな人がいるから・・」
しかしさびしそうな表情で宙を見つめる恵子さんだった。
三ノ宮駅で手をふる恵子さんを最後に見てから・・
「このところ夫とのこと、うまくいかなくて・・」というメールを最後に連絡は途絶えてしまった。どうしているだろう・・
短い時間だったけれど、僕が愛した数少ない女性の一人・・恵子さん・・また逢いたい・・
そして今日再び彼女との思い出のトアロードを一人で歩いてみた。あの日と同じ、学生たちが楽しそうに笑いながら行きかう道を。
夜はルミナリエのエルミネーションで彩られる街・・
夕暮れの神戸の街を後にして阪神高速神戸線の京橋ICから帰路をバイクで走り抜けるのだった。
これも一度限りのアバンチュールに終わってしまった。でも不思議と青春時代に戻ったみたいで楽しかったよ。 (おわり)
隼人osaka
関連タグ : 寝取り,
9年前の夏のことだった。半年前に妻と離婚して一人暮らしする僕の家にみどりさんが訪ねてきた。自治会の役回りで殺虫剤を配って回っているとのことだった。彼女は小柄で、可愛らしい顔立ちをした明るい女性だった。
当時彼女は44歳の、ご近所に住む専業主婦で、大学2年生と高校生3年生の息子の母親。夫は電気工事を請け負う会社の社長だった。
それから2~3日してまた彼女と僕の家の前で顔を合わせた。
前回は挨拶程度に終わったけれど今度は世間話やら彼女の家族の話、彼女の生まれ故郷のこと(奄美大島出身だと言っていた)などいろいろ話が弾んだ。
「よかったら上がってコーヒーでも飲みませんか?」
もっと僕のことを聞いてもらいたくて思い切って誘ってみた。
「えっ、いいんですか?」と彼女。
「男の1人暮らしで散らかってますけど、よかったらどうぞ」
こうしてみどりさんは僕の家に入り、初めて2人っきりになった。
ソファに並んで座り、話題はもっぱら僕の離婚に至る経緯だった。
「大変でしたね。お辛かったでしょ。ご主人がお留守の間に引越屋さんが来て、奥様が家の中の物を何もかも全部持って行ってしまわれたのを窓から見ていました。」と彼女。
それからというもの、みどりさんは3日に1度くらいは訪ねて来るようになり、肌着や身の回りの物、夕飯のおかずまで届けてくれるようになった。
「ありがとうございます。いつもすみません。」
その時は、彼女とどうこうなろう、なんていう感情などはなく、「どうしてこの人はこんなに親切にしてくれるんだろう?」というくらいにしか思っていなかった。
みどりさんが訪ねて来るようになって1ヶ月ほど経った夏祭りの夜、インターホンが鳴り玄関に出てみると浴衣姿のみどりさんだった。浴衣がよく似合っていて、とっても色っぽく、香水の香りが心地良かった。
「夏祭りの帰りに寄ってみたんです。どうされておられるのかなって思って」と彼女
「ありがとうございます。お祭りにも行く気になれなくて・・・」
しきりに家の中を覗き込む様子のみどりさん。
「上がりますか?」と僕
「いいんですか?」
「僕は構いませんが、こんな時間だからご主人もお子さんも帰ってこられるんじゃないんですか?」と心配する僕。
「ううん、旦那様はお酒を飲んでとっくに寝てしまっています。息子たちももう大きいですので」
初めは一緒にテレビを観ていたけれど、彼女のうなじやきれいな肌、胸の膨らみに興奮してきた僕は彼女の肩をそっと抱き寄せて唇を奪ってしまった。別に抵抗する気配もない彼女。立たせて浴衣の帯を解くそれがひらりと足元に落ち、みどりさんの、その悩ましい下着姿にさらに興奮の度を増した僕は彼女を思わず抱きしめた。
アッ、アァ・・・という彼女の声が微かに聞こえた。灯りを消し、ブラジャーを外し、パンティーを下ろしてゆく僕。
あられもない人妻の全裸体を見て僕の興奮は最高潮に達していた。
ソファの背もたれを倒し彼女を仰向けに寝かせて、僕も生まれたままの姿になり彼女と重なった。人妻と肌を重ね合っている、というスリル感と罪の意識が頭の中で交錯していたが、欲望に負けて彼女の体を執拗に求めていた。
乳房から太もも、ふくらはぎにかけて僕の舌がその悩ましい肢体の上を這い、その度に甲高い喜びの声を上げるみどりさん。
股間の茂みをかき分け陰部に触れるともうじっとりと濡れている。さらにクリトリスにも舌を這わせて愛撫すると
アッ、アァ~~ン という喘ぎ声を発しながら腰を痙攣させて絶頂に達してしまった彼女。
おもむろに彼女の片脚を僕の肩に乗せ、固くなり膨張しきった僕の肉棒を彼女の膣の中に一気に挿入すると
いや~ あ~~ん だめ~ と絶叫するみどりさん。そして2回目の絶頂を迎える彼女。
しばらく腰を動かして突いていると僕も快感の絶頂を迎え、
うっ、うぅ・・・アァ~~ 僕も搾り出すようなうめき声を発しながらイってしまった。肉棒は人妻の膣の中で大きく脈打ち、大量の精液をその中に流し込んでしまった。
肉棒を抜くと、男の生暖かい粘液の糸を引いている。さらに肉棒に残っていた精液が彼女のお腹の上に垂れてそのきれいな肌を汚した。
彼女が下着をつけるために前のめりになった時にお尻から太ももにかけて白い粘液がダラーっと間断なく大量に流れ出てくるのが見えた。
1ヶ月後みどりさんから衝撃的な事実を告げられた。
「わたし・・・できちゃったみたい」間違いなく僕の子を身ごもったという。
「で、ど・・・どうする?」と言う言葉しか出なかった僕。
「わたし、産むわ! いいでしょ? お願い! 隼人さんの子どもを産ませて!」
こうして十月十日、彼女は無事男児を出産した。夫との間の子として。夫は知らない、僕たちの秘密を。そして他人の男の遺伝子を受け継いだ子どもの出生の秘密を。
みどりさんとのことは2人だけの秘密として封印し続けてきた。
隼人osaka
当時彼女は44歳の、ご近所に住む専業主婦で、大学2年生と高校生3年生の息子の母親。夫は電気工事を請け負う会社の社長だった。
それから2~3日してまた彼女と僕の家の前で顔を合わせた。
前回は挨拶程度に終わったけれど今度は世間話やら彼女の家族の話、彼女の生まれ故郷のこと(奄美大島出身だと言っていた)などいろいろ話が弾んだ。
「よかったら上がってコーヒーでも飲みませんか?」
もっと僕のことを聞いてもらいたくて思い切って誘ってみた。
「えっ、いいんですか?」と彼女。
「男の1人暮らしで散らかってますけど、よかったらどうぞ」
こうしてみどりさんは僕の家に入り、初めて2人っきりになった。
ソファに並んで座り、話題はもっぱら僕の離婚に至る経緯だった。
「大変でしたね。お辛かったでしょ。ご主人がお留守の間に引越屋さんが来て、奥様が家の中の物を何もかも全部持って行ってしまわれたのを窓から見ていました。」と彼女。
それからというもの、みどりさんは3日に1度くらいは訪ねて来るようになり、肌着や身の回りの物、夕飯のおかずまで届けてくれるようになった。
「ありがとうございます。いつもすみません。」
その時は、彼女とどうこうなろう、なんていう感情などはなく、「どうしてこの人はこんなに親切にしてくれるんだろう?」というくらいにしか思っていなかった。
みどりさんが訪ねて来るようになって1ヶ月ほど経った夏祭りの夜、インターホンが鳴り玄関に出てみると浴衣姿のみどりさんだった。浴衣がよく似合っていて、とっても色っぽく、香水の香りが心地良かった。
「夏祭りの帰りに寄ってみたんです。どうされておられるのかなって思って」と彼女
「ありがとうございます。お祭りにも行く気になれなくて・・・」
しきりに家の中を覗き込む様子のみどりさん。
「上がりますか?」と僕
「いいんですか?」
「僕は構いませんが、こんな時間だからご主人もお子さんも帰ってこられるんじゃないんですか?」と心配する僕。
「ううん、旦那様はお酒を飲んでとっくに寝てしまっています。息子たちももう大きいですので」
初めは一緒にテレビを観ていたけれど、彼女のうなじやきれいな肌、胸の膨らみに興奮してきた僕は彼女の肩をそっと抱き寄せて唇を奪ってしまった。別に抵抗する気配もない彼女。立たせて浴衣の帯を解くそれがひらりと足元に落ち、みどりさんの、その悩ましい下着姿にさらに興奮の度を増した僕は彼女を思わず抱きしめた。
アッ、アァ・・・という彼女の声が微かに聞こえた。灯りを消し、ブラジャーを外し、パンティーを下ろしてゆく僕。
あられもない人妻の全裸体を見て僕の興奮は最高潮に達していた。
ソファの背もたれを倒し彼女を仰向けに寝かせて、僕も生まれたままの姿になり彼女と重なった。人妻と肌を重ね合っている、というスリル感と罪の意識が頭の中で交錯していたが、欲望に負けて彼女の体を執拗に求めていた。
乳房から太もも、ふくらはぎにかけて僕の舌がその悩ましい肢体の上を這い、その度に甲高い喜びの声を上げるみどりさん。
股間の茂みをかき分け陰部に触れるともうじっとりと濡れている。さらにクリトリスにも舌を這わせて愛撫すると
アッ、アァ~~ン という喘ぎ声を発しながら腰を痙攣させて絶頂に達してしまった彼女。
おもむろに彼女の片脚を僕の肩に乗せ、固くなり膨張しきった僕の肉棒を彼女の膣の中に一気に挿入すると
いや~ あ~~ん だめ~ と絶叫するみどりさん。そして2回目の絶頂を迎える彼女。
しばらく腰を動かして突いていると僕も快感の絶頂を迎え、
うっ、うぅ・・・アァ~~ 僕も搾り出すようなうめき声を発しながらイってしまった。肉棒は人妻の膣の中で大きく脈打ち、大量の精液をその中に流し込んでしまった。
肉棒を抜くと、男の生暖かい粘液の糸を引いている。さらに肉棒に残っていた精液が彼女のお腹の上に垂れてそのきれいな肌を汚した。
彼女が下着をつけるために前のめりになった時にお尻から太ももにかけて白い粘液がダラーっと間断なく大量に流れ出てくるのが見えた。
1ヶ月後みどりさんから衝撃的な事実を告げられた。
「わたし・・・できちゃったみたい」間違いなく僕の子を身ごもったという。
「で、ど・・・どうする?」と言う言葉しか出なかった僕。
「わたし、産むわ! いいでしょ? お願い! 隼人さんの子どもを産ませて!」
こうして十月十日、彼女は無事男児を出産した。夫との間の子として。夫は知らない、僕たちの秘密を。そして他人の男の遺伝子を受け継いだ子どもの出生の秘密を。
みどりさんとのことは2人だけの秘密として封印し続けてきた。
隼人osaka