「魔性の女、人妻・悦子」 by 星 一矢
私は今から25年前、K化粧品に入社して札幌支社に赴任になり、その二年後に福岡支社に転勤していた。
佐賀県を担当になり、激しい社内の新店開拓競争で全国一位になり、社長賞を獲得して、三階級昇進して福岡支社の福岡ブロックの係長になった。
天神・中州を担当しデパートも担当していた。西鉄の基点となる天神に岩田屋デパートがある。
福岡市の中心であるばかりか、九州の中心地であった。
デパートの売り場獲得競争も熾烈で、販売実績が前年を割るようなことがあれば売り場の位置が裏側に変更された。
販売競争とその裏の競争があり、それが外商からの春夏秋冬のセール期間中にどれだけ売上に貢献するか、これも競わされていた。
常に販売実績も、裏の販売競争もS社がトップで追いつくこともできなかった。
M社に「魔性の女〔人妻〕」がいるという噂を耳にしたのはこの頃であった。
化粧品コーナーのチーフに今月の販売方針と販売企画の説明をしていたときにチーフより、
「魔性の女が社長賞を獲得した小林係長を狙っていますので、絶対に話に乗らないように注意してくださいね」
「何が、魔性の女なの------」
「私にも分かりません。一部の人からの噂だけですが------」
そのときは、私には関係ないと思っていた。
それから一週間後、何気なく我社のコーナーに行っても誰もいなかった。
そのとき、その魔性の女から手紙を渡され、
「必ず来てくださいね」
と言って走り去った。
このことは誰も知らないと思っており、何が魔性なのか確かめたい気持ちになっていた。
その夜、20時過ぎに博多区にある生田美容部員〔魔性の人妻〕のマンションに行った。
生田悦子は、肌は色白で、髪は肩まで流れている黒髪、スタイルもやや細身で可愛いいと思える人妻なのであった。
身長156センチ、体重45キロの魅力的な女〔人妻〕なので、誘われると断る勇気も消えうせていた。
「今日こそ、生田の魔性の女の正体を見つけたり」
と意気込んで乗り込んだ気持ちだったが、生田の「お待ちしていました」と笑顔で言われ、その意気もどこえやら。
「ご主人は-----」
「今日は、東京に出張なの-----」
少し安堵して、余り広くない3LDKのマンションで小さな鍋を向かい合って食べた。
ワインにほろ酔いになりながらペニスはこれからのことを期待して勃起していた。
食事が終わり、ワインからお茶を貰い二人で風呂場に行く。
スリムな体系に似合わないDカップの乳房、アンダーヘアは薄く割目が除いている。
全裸になったところで、デープ キスを繰り返し、私は浴槽に浸かる。
目の前でかけ湯をして少しピンク色した乳首の先端から水がしたたり流れる。
そして、狭い浴槽に身体を寄り添って入り、浴槽の中で抱き合う。
悦子の両手が勃起したペニスを包み込むように揉んでくれる。
「うぁ----おっ大きい----大きいの大好きよ」
と言いながら口付けを求めてきた。
バスタオルを巻き、悦子を抱いたままベットに運ぶ。
「私の噂、知っている----」
「聞いたことがある----」
「それ---どういう意味なの----」
「それを試すために来たのでしょう」
「----------------------------」
何も応えず太腿を割り開く、
「そんなに開くと丸見えになるから恥ずかしい-------」
「これまで、何人の彼氏に自慢してきたの」
「そんな----------」
膣の外側の花弁は多少褐色になっているが内弁はきれいな花弁をしている。
割目のサイドの陰毛は剃ったのか、ないのか分からないが秘丘の陰毛は薄く面積も小さかった。
内弁の上端のクリストスを強烈に吸い上げると身体を反らせて、痙攣する。
膣の中は、手触りが心地よく数の子が並んでいて、秘骨の裏側のスポットを擦ると----。
「あああぁぁ----いいいいぃぃぃ----きもちいい-----」
そして、生田悦子が奉仕してくれる。
ペニスを暖かな手で揉みながら舌は玉袋を舐めながら硬くなったペニスをさらに大きくしょうとしている。
最後に亀頭を口に含み、バキュームを繰り返えしながら左手で肛門を刺激してくる。
「そんなに激しくされると出ちゃうよ」
「一度、お口に出して----飲んであげるから-----」
「本当に----出すよ----でる----でる-----」
一週間も溜めていた精液が噴火していき、悦子の口に吸い込まれていった。
出し終わると、
「一回出せば、あとは存分に出来るでしょう」
と言いながら両脚を開脚していく----そこには、愛液が噴出していた。
狭い膣であるが愛液が噴出していることもあり、すんなりと吸い込まれ先端がコリと子宮口に当たる。
「大きい-----当たっている----きもちいい-----」
何度も何度もコツコツと子宮口に当てているとやがては子宮が奥に去っていく。
悦子の両脚が私の腰を締め付けて離さない、体位を入れ替えながら----。
正上位から横の松葉崩しの体位になり、お尻を持ち上げさせての体位、抱きかかえる体位から女上位に----。
この細いボディのどこにスタミナがあるのかと不思議に思いながら悦子の動きに合わせる。
もう、60分以上もしているがその元気さに驚く。
「悦ちゃんの中に出していい------」
「中に出して-----妊娠してもいいの------」
「妊娠しないのだろう------でる----でる-----」
そんな言葉を言いながらもペニスに跨り、ペニスを締め付けながら腰を振り続けている悦子のスタミナに驚く。
四回目までは、肉体的にも精神的にも余裕があった。五回目、六回目を求められてくると不安が走る。
「この女----どこまでも貪欲なのかと------魔性の女の意味はこのことなのか------」
気が付いたときは、手遅れであった。七回目、八回目をすぎ、九回目を求められたときは、さすがに青くなる。
精液も放出し、尽くし、出るものは何もないと思っていた。
人妻のテクニックが輝きを増してペニスを舐め、陰嚢まで舐め、しゃぶってくる。
さすが人妻である、ペニスを元気にさせるテクニックを熟知している。
恐らく、何十人もの男の精液を吸い出し尽くした女ならでのテクニックなのであろうか。
私は、最後の精液を魔性の人妻の子宮に浴びせたと思っていた。
ところが、そんなことを一考に気にしないで、挑んでくる。
「もう、でないよ-----」
「大丈夫よ----私に任せてよ----」
アヌスを舌で舐め、その舌を肛門の中まで入れてくる、もう大きくならないと思っていたペニスが不思議にムクムクと大きくなってくる。
この十一回目で帰ることを決める。ペニスに跨り、私の乳首を吸っている。男も乳首が感じることを知る。
カーテンの隙間から東の空が明けてくるのが見える。
悦子のテクニックに任せながら最後のときを迎える。精液は出ないと思っていたがそれなりの精液が子宮に飛沫をかけた。
放出すると悦子の愛液で下腹部がヌルヌルしている。熱いシャワーが心地よく全身を洗い流してくれる。
「お腹がすいた」
何か買ってくると言って服を着て出て行く。この瞬間を逃がすとまた求められると思うと、人妻悦子がコンビニに行った後、服を着て逃げるように帰った。
真っ赤な太陽が昇ってくる。その太陽の光線が黄色く見える。歩きながらふら付いているのが分かる。
マンションに戻ると死んだように寝てしまった。
目を覚ましたときは、昼の12時を廻っていたので会社に電話した。
「風邪を引いて頭が痛いので今日一日休む」
翌日、出社する。営業の仲間も、美容部員の部下も私が「魔性の女に付いて行った」ことを知っていた。
誰も知らないはずのことが知れ渡っていた。美容部員からは相手にされなくなってしまった。
仲間からは「魔性の女の謎が解けたか」の質問ばかりであった。我がK社で初めて招待されたかと------。
デパートに行くと「魔性の人妻」の笑顔の輝きの正体が見えた気がしているが、その場所を避けて通るようになっていた。
ある日トイレから出てきたときに「また、来てくださいね」と言って悦子から手紙を貰ったがそのままトイレのゴミ箱に捨てた。
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