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調教される妻、沙織 ⑤

ここでは、「調教される妻、沙織 ⑤」 に関する記事を紹介しています。
私〔星野大輔〕が就職して初めての配属地は札幌支社であった。

こんな北の大地まで行かなければならないのかと、今回の配属を悔やんだ。

営業は、研修で学んだように研修どおりには旨く運ばなかった。

その落ち込んでいたのを救ってくれたのが小百合であった。

三歳年上の支社長秘書をしているスリムで面長の顔をした美しい人であった。

取引先で失敗して落ち込んでいるとき、偶然に街中で小百合と出会い、食事してスナツクに行った。

小百合は大学の許婚の先輩が船の事故で亡くなったことを話してくれた。

失意の二人が夢を求めてごく自然にホテルに行った。

その翌日から小百合のマンションに転がり込んだ。

この出会いが転機になり、営業のコツを掴んだ。

二年目は札幌支社のトップ セールスと言われるようになり、主任に昇格して東京に戻った。

 その年、テレビコマシーャルをすることになった。

売上の一番良い北海道からとなった。

札幌テレビで商品説明を行うスタッフの一人として小百合も抜擢されていた。

秋吉課長が説明することになっていて、何度も何度もリハーサルを行っていた。

当日、この秋吉課長が精神的緊張で倒れてしまい、その代役に起用されたのが小百合だった。

このコマシーャルが好評だったということもあって、東京での商品説明も小百合に決まった。

結果として大好評であった。

 この評判で専務〔後二代目社長〕に誘われた食事会で専務と小百合が意気投合してしまった。

小百合は取締役に抜擢されたがそのときには、専務の子供を妊娠していた。

専務が社長に昇格することが内定した日に私が呼ばれた。

「星野主任は、今でも小百合を愛しているのか」

「札幌で挫けそうになった私に勇気を与えてくれ、結婚するつもりで同棲していました。

転勤する際、結婚しょうとプロポーズしましたが、《あなたのお嫁さんになる資格がない》と言って聞き入れてくれませんでした。

でも、今でも好きです、愛しています」
 
「小百合の面倒を見ることが出来なくなる。

社長になれば社内で愛人がいると言われる訳にはいかない。

マンションも購入した。あと半年で出産で休職するが子供の認知は君がしてくれるか」

「小百合がいいと言えば、私で良ければ認知します」

「ありがとう。今度の昇進で君を課長にする」

営業実績も、営業課長として部下を指導する自信はあったが、20代で課長に昇進できたのはこんな経緯があったからだ。

その後、小百合との逢瀬は続いていたが、私との結婚は許さなかった。

「あなたには、あなたを待っている素敵な奥様がいます」

という理由で。



 専務に大きな話が舞い込んできていた。サラ金の大手会社から上場したいと相談にきた。

問題のある会社で、各地でトラブルが発生していた。

会計簿も表面と実質が乖離していて、通常では上場することは不可能に近く、どこの証券会社からも相手にしてくれなかった。

武田会長が目を付けたのが好井専務の存在であった。

 武田会長は専務を料亭に招待していた。専務も指定された料亭の座敷に行って驚いた。

武田会長の噂されていた愛人が10人も来ていた。

会長と会食をしながら専務の廻りでお酌をしてくれる。

お酒が廻ってくると全員が洋服を脱ぎ、ブラとショーツ姿で酌をしてくれる。

この中から気に入った者に夜伽をさせるという。

気に入れば、お持ち帰りもオッケーなのだがその条件が、

 「当社を上場させてくれるならば、未公開株10万株を進呈する」

 「ここでは即答は出来ないが、出来るという方向で検討する。我々には四名でチームを組んでいる。

一人5万株で合計20万株ではどうか」

 「願いが適うならば、20万株を約束しましょう」

 「分かった。一週間だけ時間をくれ----」

 専務は帰ると言ったがすでに予約しているので泊まってくれと懇願される。

沙織に似たスリム体系の女性を3名指名した。

会長は気持ちよく指名された3名を残して帰っていった。

専務はその夜は、若い20代の女性の奉仕を朝まで受けた。

新鮮さと若い身体に癒されるが沙織としたときの充実感は得られなかった。

 専務は一週間後に武田会長と同じ料亭であった。

今回は、工藤常務もクリスも熊も同席していて、上場させるということで合意した。

その為の条件を提示した。

 「幹事証券会社はN証券、情報開示するまでに決算報告書の回収不能金額、回収不能率、トラブル発生件数を減少させ、現在裁判中のものは早急に和解すること。

さらに法定金利の二倍の金利で貸し出していた問題に関しては、東京証券取引所の担当官の買収資金として1億円を提供する」

ことで約束ができた。

それでも武田会長には、150億円が残ることになる。

M銀行とN証券とのコンサルタント契約も締結して、成功報酬も六億と三億で合意した。

その夜も武田会長の提供してくれた「悦び組み10人衆」が四人を満足させた。

会長からは「気に入った者一人づつを愛人として提供する」とまで言って貰ったが愛人にすることは辞退した。

このような席で提供してくれるだけで満足と。

 「約束する」と約束したものの、クリスは顔色を変えた。

「サラ金タケダ」を調査すればするほど問題点が浮き彫りになってくる。

法定金利の二倍の金利で契約していたことは、顧客を二倍にすればと考えていたがそれにも問題があった。

クリスが諦め掛けたときに提案したのが沙織であった。沙織は、

 「顧客数を二倍にすることは、発覚する確立が高くなる。それよりも法人取引の土地売買、建設業を架空に加えることの方が件数が少なくて済む。

その分、発覚される確立が低くなる」

 というものであった。架空取引で取引数を増やし、その取引も二重、三重に取引を迂回させることが重要。

クリスも納得して、取引履歴、取引物件は全て現存するものを対象にした。

そのストリーを書き、その取引経緯を創作するだけでも10人で3ケ月を要する。

常務の証券会社より2名、銀行より3名の常務と専務の肝いりの者が指名された。

武田会長からも会長の側近中の側近だけが10名選抜されて、クリスの管理の下で取引経緯が創作された。

 
 来年2月末の決算数字で上場することで固まり、精鋭15名で最終チェックに入る。

架空取引経緯が完成したのがクリスマス イブとなった。

後は年度末の決算発表する数字とクリス達が試算した内容にほぼ一致していた。

 証券取引所、通産省の対応は、好井専務が仕切った。

必要と感じたときは、武田会長も同席させ、接待攻勢で煙に巻いていく。

役人は偉そうにするが女とお金には、脆かった。お陰で上場審査も無事通過することができ、上場が決定した。

 好井専務は今回が潮時と考えていた。武田会長の接待を断ってまで退職するタイミングを探っていた。

今回も会社に六億の利益を齎せた。

銀行業務だけで大きな利益が生まれなくなっている中で貢献していた。

専務の隠し資産は100億を越えており、銀行業務開始100周年を機会に引退を公表した。

退職理由は「後進に道を譲る」であった。

頭取も驚き何度も引き止めたが「人間、引き際が肝心」と頭取を諭した。

 クリスはこの資金でハワイにヘッジファンドの会社を立ち上げ、沙織を非常勤取締役にした。

沙織は昨年、一回で公認会計士の資格を獲得した。

公認会計士なので非常勤取締役になっても怪しまれないし、沙織を年二回は仕事でハワイに呼べる。

星野大輔も薬品会社の社長職を辞して、恵比寿の一等地の土地が買えたことで、恵比寿にマンションを建設することにした。

資金は創業者利益をそのまま銀行に預けてあるし、好井専務も資金の使いどころがないので30億の資金提供を受けた。

沙織は新会社の専務となった。

熊は、インターネット証券を設立して、沙織を監査役として迎えていた。

工藤常務も独立することにしており、優秀な部下を引連れて工藤証券を立ち上げた。

工藤も公認会計士の沙織を非常勤取締役に迎えた。

好井専務は企業コンサルタント会社を設立した。

沙織を監査役にしたかったが熊太郎が監査役にしたので無念ながら非常勤取締役に迎えた。

 好井専務の口癖は、

 「男はどでかいことをする度胸とその夢を創ることが仕事」

 その愛弟子である。沙織は、

 「持ち物もどでかいものをぶら下げているがすることもどでかい」

 この男達と交われたことを幸せに思っていた。公認会計士の資格も専務の助言によるものだった。

 「昼間は淑女の如く、夜になれば娼婦の如く----。沙織が会計士の資格など取るとこのギャプが大きくなり、魅力が増す」

 の一言であった。沙織の通帳には、知らないうちに10億円を越える額が残されている。

 6人の旅立ちということもあり、全員揃うことがなくなる。

全員で沙織を愛したいということでホテルよりもあの高原の草原が良いということになった。

今回も夫である大輔も参加することにしており、一週間前に熊と大輔で草刈りを済ませた。

その日もあのときと同じように雲ひとつない青空、六月末の快晴であった。

山道から沙織を全裸にして鉄塔の隠れ場に着く。

ビニールを敷きバスタオルを何枚も敷きながら、もう見慣れた仲間だ。

男達も全裸になり、沙織は愛情を込めて大輔、熊、専務、クリス工藤のペニスに唾液を塗しながら愛おしく咥える。

大輔が下になり大輔の裸体を跨ぎ、夫の膨張したものを体内に納める。

いつもより大きく感じる。

大きく呼吸を繰り返している口に熊のペニスが押込まれる。

嬉しそうに咥え込む。

後ろでは専務がアヌスにオイルを塗っている。

沙織の背筋が45度になったことを確認して菊座に専務の勃起した息子を挿入していく。

 「あああぁぁ----いい---いい----」

 と沙織の歓喜の曇った声が途切れながら響く。

クリスは沙織の乳房にキスをしながら片方の乳首を刺激していく。

工藤はこの異様な光景を一眼カメラで撮影する。

どの顔も幸福感と充実感で満ちていた。

40分ほどで沙織の体内にミルクを噴火させた。

沙織の絶叫が草原に吸い込まれていく。

休憩することなく大輔と専務が下がり熊が下に入り、沙織を跨がす。

白濁したものを流しながら熊の膨張が栓をして子宮壁を押し上げていく。

クリスのペニスを待ちきれなく口に咥えようとする沙織、工藤も待ちきれないとばかりに精液の充満しているアヌスにペニスを突き立てる。

沙織が激しくお尻を振り出した。沙織の身体が激しく燃え上がり、肌がピンク色から赤く染まっていく。

そんな妻の肢体を余すことなく撮影する大輔、専務のペニスも大きく天を向いている。

今日の交わりは長く続きそうな予感を感じていた。

夕方からはホテルのスイートルームに移動する。

沙織を裸にして、秘壺の愛液と口の甘い唾液を吸い続ける。

秘壺に舌で嘗め回すだけで何度も失神する。

やがて、4Pになり沙織が気絶するまで続けられた。

沙織の折れそうなスリムなボディのどこにそんなエネルギーがあるのか不思議になるほど沙織は燃えに燃え狂ったように求め続けた。

 
 その三年後、「サラ金武田」はさらに成長していたが過度の取立てが問題になり、裁判になった。

その裁判で証人が証言したことでタケダが証券取引法に違反していたことが発覚した。

この疑惑がマスコミで取り上げられ上場を廃止された。

さらに、リクルート事件が発覚して創業者利益の無税も撤廃されたが、それぞれが独立したのでその影響が及ぶことはなかった。

沙織との関係は誰も清算しなかった。

沙織の笑顔に接することが安らぎにつながっているからで、沙織は、今も好きなときに好きな男との逢瀬をエンジョイしていた。


  星野沙織のモデルは今も日本で生活しているが物語は創作している。               完

長い物語を読んでいただき、感謝申し上げます。
コメント
この記事へのコメント
完結しましたね。

この続きはないようですね。

色々な人生に、人生の生き方、楽しみ方があることを教えていただきました。

実話に基づき、書かれていることを感じています。今はお幸せそうなので------。

一部のマニアは、不幸になることを望んでいる気がしていますが、結果よければ、人生それで良しですよね。

満喫させてもらいました。
2010/11/23(火) 18:23 | URL | ほたる #JvQfqRII[ 編集]
つまらなかったのが、やっと終わった。
創作でもいいけどもっと調べてリアリティ出してほしかったな。
嘘を重ねて収拾がつかなくなった典型だから。
あっ それに気付かずに楽しめた人はほんとに平和な奴だわ。
2010/11/25(木) 00:18 | URL | ブー #8iCOsRG2[ 編集]
このブログには、心の通じないものがおります。つまらないものであれば、読まなければ済むのにと思う。
 暇人なのか、自分に書けないから批判だけするという、常識のない者が多くなった。
 「あほ・アホ」の典型だわ---。
2010/12/01(水) 19:40 | URL | 通行人 #JvQfqRII[ 編集]

HN変えてまで成りすまし
見苦しいなあ
あなたはDQNの工員かなんかですね
世の中のことを知らない
フィクションでもいいんだけど
背伸びしてもね
土方が大将にお願いしたぐらいのレベルだわな
もちろん 超お馬鹿なお前もな
2010/12/06(月) 22:03 | URL | ブー #a3VXqt5.[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/03/13(日) 07:51 | | #[ 編集]
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